高橋真以子さんから高橋俊友さんへの質問

  • 2006年12月21日

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Question

(RITZ SHIMOKITAZAWA 高橋真以子さん)
高橋さん!
セニングとストロークカットは
どうやって使い分けていますか?
それから、
レザー使いの極意があれば
是非教えてください!

Answer

(GARDEN 高橋俊友さん)
こんにちは。
まず、セニングとストロークカットの使い分けですが、
セニングは主に、
ハチ下、ぼんのくぼの厚みをとる毛量調節の時に使います。
特に、ベースの厚みをとる時ですね。
毛量をとる時、毛量をとりつつ毛流れを作る時、が
セニングを使うシーンです。

ストロークカットに関しては、
ドライカットの時の、
表面、顔まわりの微妙な調整に使います。
ドライした時にじゃっかん出る「たまり」だったり
生えグセで出る「たまり」だったりに
小回りのきくカットとしてストロークカットを使います。
表面や、表側に出てくる毛が
キレイに見えるようにしています。
風が吹いたらさらっと動くような質感っていうんですかね、
それをストロークカットで作っています。

レザーは、
ウェットでしか使いません。
それも、しっかりウェットにしてあげてから使います。

僕は、レザーはノンテンションで使います。
レザー自体にテンションをかけないのはもちろん
パネルを引き出す時も、たるむくらい。
絶対にテンションをかけません。

レザーを使うのって、
イメージは、
カンナみたいな感覚です。
髪の上にレザーをのせて、すーっと動かすと
木の皮が薄くむけるような感覚です。

レザーは主に毛束感を作るのに使うんですけど、
根元からのストロークが長いほど
テンションをかけていると、
ぶつぶつっととれちゃうから。
一本毛束が独立してできるんですよね。
たるませたほうが、やわらかい質感になると思うので。
あと、
たるませると、毛流れの方向性を決めることができるんです。
えり足の毛を前に持ってくるじゃないですか。
えり足を前に持ってきた状態で削ってあげると
乾かしただけで、そういう毛流れになる。

だから、テンションをかけずに使う、というのが
僕のこだわりです。