ムッシュ豊田さんから星ゴローさんへの質問
Question
(afloat-f ムッシュ豊田さん)【質問:美容師になろうと思ったきっかけについて聞かせてください。】
海にサーフィンに……
いろんな意味で星さんの季節が来ましたね!
しょっちゅうお会いしてますが、
そんな星さんに回しちゃいます!
Answer
(NATURA 星ゴローさん)ありがとうございます!
質問にお答えしますね!
僕の地元では、
市の教育委員会で決められた校則で、
中学生は全員同じ髪型をしていたんですね。
女の子は全員おかっぱ。
男子は全員ボウズでした!
全員がボウズなので、
学校にいる時は恥ずかしいなんて思いませんでしたが、
やっぱり一歩校区からはなれると
なんだか街ゆく人たちの視線が
自分の頭に集中しているような気がして(笑)
結構気になったものです。
高校生になりたてのころも、
他の地域からきた人は、すでに髪が長かったりする中で、
僕はまだボウズでしたから、
これはちょっとしたコンプレックスでした。
でも、高校生になったら
髪を伸ばせるようになったので、
同時に髪への興味も高まって、
とにかく髪をいじるのが楽しくてしょうがなかったですね。
自分で自分の髪を切ることもありましたし、
当時はやってたガスコテで、
女の子の髪を巻かせてもらったりもしていました。
あとは近所の床屋さんに
芸能人の切り抜きなどを持っていって
「これにしてください。」と
お願いしたこともありました。
この時はまだ、
美容室に行くのってなんとなく気恥ずかしくて
床屋さんに行っていたのですが。
床屋さんにお願いすると
どうもイメージより四角い感じに仕上がるような
ところがありました。
なんか違うな……
と、いつも思っていたんですね。
そんな中、
東京にある大きな美容室にいた美容師さんが、
地元に帰ってサロンを始めたと聞いて、
ついに美容室行ってみようと思い立ちました。
そこでの仕上がりに
僕は感動しちゃったんですね。
いつものあの、
「なんか違う……」がなかった!
これは僕にとって大きな意味をもつ体験でした。
高校2年生になって進路を考えだした頃、
僕は大学に行った先の働くビジョンや、
行きたい学部さえもイメージできずにいました。
部活を終えて帰るちょっと遅めの電車で、
いつもたくさんの疲れ切った企業戦士たちを見て、
どうも自分がそうなりたいという気持ちも
もてなかったし、
サラリーマンというものに、
魅力を感じられなかったというのもあります。
それで何か
自分の手に職をつけられる仕事をしよう!
と思いだしました。
当時洋服も大好きで服飾関係も迷うところではありましたが、
やっぱりその、美容室に行った時の感動が
忘れられなかったんですね。
僕は美容師になる道を選びました。
でも一応進学校と呼ばれる私立の高校に行かせてもらってたのもあり、
親や先生からは、大反対されましたね。
当然大学に行くものだと思っていたのだと思います。
だけど一度言い出したら、
絶対にやるまであきらめない僕です(笑)。
そんな僕の性格を知ってるからでしょうね、
母が、そんなになりたいなら一度試してみればいいと、
美容室のアルバイトを進めてくれました。
そのアルバイト先は、
あの、僕を感動させてくれた美容室でした。
働き始めて一番びっくりしたのは、
休憩時間が一日中働いてもたったの5分だったこと!(笑)
技術的なことはもちろんできないので、
タオルの洗濯をしたり、床をはいたりするだけではありましたが、
大変な仕事だなーと思いました。
それでもやっぱり、
美容師になりたい気持ちは
これっぽっちも色あせませんでした。
むしろ強くなったくらい。
そのサロンのスタッフは、
ちょっと怖い人もいたけど、
根はあったかくて、優しい人ばかりだったし、
忙しくても大変でも、
みんなとっても楽しそうでした。
そんなみんなの働いてる姿を見ていたら、
美容師になりたい気持ちはどんどん膨らんでいった。
で、みんなの反対を押し切って
美容師への道を突き進みました。
やっぱり、一度決めたら曲げないんです(笑)。
美容学校に行っても僕は
かなり劣等性な方で……
「お前は美容室で働いてもすぐに辞める!」
なんてよく言われていたくちでした。
でもやめようとは思わなかった。
美容室で働き始めて1~2年は
もちろん辛いことも多かったけど、
続けていれば必ずやっててよかったと思えると
教えてくれた先輩がいたし、
実際3年目からは
美容師になってよかったと
よく思うようになりました。
そんなあったかい先輩や、
今の素晴らしい環境を与えてくれてる
うちの代表がいたから、
今日までやってこれたんだろうなと思っています。
余談ですが、
美容師になってみて思うのは、
僕、ものを販売することって
すごく苦手みたいなんです!!
だからあの時アパレルに進まなくて
本当によかったな、なんて
今更ながらに思ったりします(笑)。
母曰く「どうせ言っても聞かない」この性格が
案外いい方向に導いてくれたのかもしれませんね。