中村康弘さんから榊原章哲さんへの質問

  • 2009年06月17日

Question

(Tierra 中村康弘さん)
【質問:接客でこだわっていることについて教えてください。】
明日会うんで、明日はよろしく!
その時にもいろいろ聞こうと思うのですが、
皆にもサカキ君の答えを聞かせてあげてください。

Answer

(Bivo 榊原章哲さん)
中村さんご質問ありがとうございます。

接客のこだわりですね。
いろいろな接客の仕方を
そのつどこだわりこだわり、
今までやってきたのですが、
その結果行き着いた今は、
(まだ模索中なところもありますが)
「自然な、素の状態より少しテンションが高い」状態
っていうのを心掛け、
それをキープするように……と思ってやっています。

アシスタントの時や、
デビューしたての何年間かは
無理やりテンションを上げて、
常に元気一杯でお客様にしゃべり続けてました。
3分沈黙が続いたらダメだと思っていたので(笑)。
美容師って、元気を与える仕事だと思うので、
いつもいつもハイテンションで会話が途切れない方がいい!
って言うイメージがあったし、そう教えられてきたし……、
結構いますよね、そういう美容師さん(笑)。
そうなろうとしていたんですが、
やっぱりそれが自分の素の状態じゃないので、
少しムラが出てくるんですよね。

特に早朝から夜中までの仕事が連続していくと、
さすがにしゃべり続けられなくなってしまう。
そうすすると、
「以前はすごく元気だったのに今日はお疲れなんですね」
なんてお客様に言われたりして……、
こんなんじゃダメだなって思ったんですね。

なんかそれよりは、
美容師として当たり前のことを当たり前にする中で、
当り前の元気さや明るさを伝えられたらいいのかなって
思うようになって。

だから「普通よりちょっと元気」
っていうのを目指してやるようにしています。

それだと疲れがピークの時でも、
アシスタントにいらいらしている時でも、
お客様にはムラなくいつもの僕で接することができるんですよね。

その方が、お客様にも近く感じていただけるんじゃないか、
と思うところもあります。
なんていうか、
同年代の方とは、恋人まで行かなくても友達のように話せたり、
年上の方とは、お母さんのように話せたり、
年下の方とは、妹のように話せたり、
そんな風にできればと思っているので。
そしたらきっと、
コンプレックスや悩みも言ってもらいやすくなると思うし、
不満に思ったことも、
素直に言っていただけると思うんですよね。

アシスタントの子には
僕が自然体でいる分、逆に
めいっぱい明るくテンションをあげてもらっています。
以前の僕のように……(笑)。
アシスタントのうちは無理やりにでも
毎日テンションをあげる訓練が必要です。
それが出来るようになってから、
オリジナルな接客の仕方を考えればいいと思います。

サロンにおいては、お客様が絶対的に一番大切なので、
お客様にとっての自分はどういう美容師であるべきかを根底において、
接客も考えるようにしています。