塚本繁さんから中村康弘さんへの質問

  • 2009年06月15日

Question

(K-two AOYAMA 塚本繁さん)
【質問:接客でこだわっていることについて教えてください。】
サロンでしている接客、
どんな風に教育に落とし込んでいるのか、なんかも
お聞きしたいです!

Answer

(Tierra 中村康弘さん)
久しぶりに大人チームに
リレーが回ってきていますね!

質問ありがとうございます。

僕らくらいの世代になってくると、
その立場からとか、業界に対してとか、
接客といっても、いろいろあるとは思うのですが、
一美容師として、
個人的なところでお答えしようと思います。

こだわっていることというか、
もう気にせずともやっていることではあるのですが、
①お客様によって区別をしない
②自分の気分や体調で差をつけない
③この2つを何年通ってくれてるお客様にも守り続ける
この3つです。

美容室に来てくださるお客様は、
全員VIPだと思っています。
半年に1回いらっしゃるお客様も、
毎月来てくれてシャンプーなどを買ってくれるお客様も、
接客をするにあたって
スタンスは同じです。
もちろん、求められているものが違えば、
話の切り口や言葉遣いを変えるなど、
使い分けはしています。
でも気持ちの上では
どのお客様に対しても同じ。
接客に対するそういう姿勢が、
お客様に長く来ていただける要因の1つになっていると、
自負しています。

スタッフに接客を教育する時は
最初はなるべくシンプルに、
ベーシックなことを教えるようにしています。

「自分らしい接客が一番いい」とか、
「マニュアル通りの接客ではダメだ」とか、
そういうことも、もちろんありますが、
それは基本があって、経験があってこそ。
基本的な部分がまずはないと、
その先へは進めません。

なので、ベーシックな部分を
きちんと学んでもらうようにしています。
格好だけ、形だけにならないよう、
相手のことをちゃんと考えた、
心のこもった接客をする。
それができて初めて、
お客様それぞれに対して個別に対応するという
次のステップにすすめるよう、
アドバイスをしていきます。

技術のアドバイス同様、
トークのアドバイスも、
あまり時間をおかず、的確に指示するようにしていますね。
「今のお客様に対して、その言葉遣いは立場的に違うよ」とか
トーク内容もそうだけど、
言葉遣いや話し方なども含め、
話すようにしています。

接客も段階を経て教えるようにしていますね。

良い接客って、どんな接客かなって考えた時に、
ヘアスタイルの提案も含めてなんですが、
自分にとって一番大切な人に接する時のようにするっていうのが
1つとしてあると思います。
家族や身内に接するのに
ちょっと似ていますね。
まず根底に、絶対的な愛情をもっていることが大前提。
でも、ただ優しいだけじゃなく、
デザインを誘導したりする時は、
プロとして、お客様の為に、
厳しさや強さを持って引っ張ることも必要。

お客様に本当に満足してもらうために、
来てくださっている時間に対して
責任を持って、接客するようにしています。