yu-kiさんから高橋俊友さんへの質問

  • 2008年09月05日

Question

(U-REALM yu-kiさん)
GARDENさんと言えばすごく人数も多く、
お店の中でもすごくいろんなセクションにわかれていて、
そのセクションごとにチームがあると
お伺いしている中で……、
どういう考えからどういうチーム分けをして、
どういう風に管理しているのか、お聞かせいただきたいです。

Answer

(GARDEN 高橋俊友さん)
yu-kiさんから質問いただけるなんて、
恐れ多いです……ありがとうございます!

これまた難しい質問ですよね。

ええっと、
うちのサロンの図式的なものから説明しますと、
まず一番上に代表の3人がいます。
その下に、ディレクターが2人いて、
さらにその下にチーフという役割が4人いるんですね。
このチーフをリーダーとしたチームが、
1チームあたり
20人いかないかなっていうくらいの人数で
編成されています。

大枠で言うと、そういう形になってます。

僕は一応ディレクターという立場なんですが、
ディレクター以上の5人は、
どのチームにも属さず、
4つあるチームをローテーションしてまわります。
そうすることで、
チーム全体を客観視することができるんですね。
その視点から、
何か気付くことがあれば、
指摘したりアドバイスする。
そういうことができる環境を作っています。

5人いて4チームを回るので、
どこかのチームは2人になるわけですが、
それはその日の予約状況や、
アシスタントの状況で臨機応変に対応しています。

組織図というか、
図式で言うと、そんな感じです。

で、どういう考えからこういう図式になっているのかなんですが、
理由というか、目的は2つあります。

このチーム分けでは、
1つのチームが1つのお店のような
感覚でやってもらってまして、
要はチーフはお店の店長のような感じになっています。
チームは、チーフ以外に、
スタイリスト3~4名、
その他アシスタントと、
レセプションも2名程度入れて構成していて
予約をいただくという段階から、
インカムを使ってみんなで情報を共有し合っています。

だから例えば、
前回こういう部分でお直しを頂いたお客様であるとか
そういう情報を、逐一全員が把握しておける状況なんですね。

フロアが広いお店なので、
こうやってチームごとに細分化してやることで、
より末端まで目が届くようにして、
お客様一人ひとりに対しての距離を、
近くしていく、それによってお客様に、
より満足していただく。
それが目標の一つ目です。

やっぱり第一の目的は、
「お客様に満足を感じていただくこと」なんですよね。
それは絶対です。
あくまでもお客様視点で動くことが大事だと思います。
人がいっぱいいて、ごちゃごちゃしやすいお店ですが、
このチーム制は、
それを悪い方向にもっていかないで、
逆にいい方向に転じられるように、
と考えてできた、合理的な形だと思います。

もう一つの目的は
「リーダーを育てること」。
先日GARDENも2店舗目を出しましたが、
これから先もまだまだ次の展開を考えていくんですが、
そういう中で、お店を引っ張っていけるリーダーは
絶対必要になってきます。
またこれからの美容界を考えた時にも、
全体を引っ張っていけるような人材を
育てていくのは大切なことだと思います。

うちのチーム制では、
本当にチーフはそのチームの店長的な存在。
勉強会のスケジュールや内容も
チームごと、
そのチーフの管轄下にあります。
スタイリストに昇格するかどうかを決める権限も、
そのチームのチーフが握っています。

だから必然的に、
チームにはすごくチーフの個性が反映します。
いい意味でチームごとに色が出てくるんですよね。

でもそれだけの決定権が与えられている分、
責任ももちろんあります。

僕も以前1つのチームを持たせてもらっていたのですが、
これは責任感がないと務まらないものです。

でもその分すごく勉強になるんです。
人を育てることや、
お店を持つという感覚、
協調性を持ってやっていくことの大切さ……などなど、
本当にまるで1つのお店の店長を
疑似体験させてもらっているような感じで、
学ぶところは本当に多いんです。
確実に自分のスキルになると思います。

こんな2つのことを目的に、
今のチーム制があるわけですが……。

言ってみれば、
1つのサロンの中に4つの小さなサロンがあるような
そんな感じなんです。

でもその小さな4つのサロン、チームが、
自分のチームしか見えなくなってしまっては、
意味がありません。
ぱっと見渡せば、すぐ見える範囲に
他のチームのスタッフもいるわけです。
そのすべてで1つのサロンであることを、
忘れてはいけないんですよね。

大きいサロンならではのメリットと、
小さいサロン、チームならではのメリットを
どっちも最大限生かして、
この広いフロアを無駄にしないような使い方、
していきたいです。

本当に細かく言うときりがないくらい、
いろんな思いが重なり合ってできているので、
なんだか大枠になっちゃうんですが……、
これで質問の答えになっているでしょうか……?!

それぞれのお店をよくしようっていう思いがあって、
それをベースに、
今の動きやすい環境っていうのができているんだと思います。
刺激し合い、フォローし合う。
そういうフォーメーションを大事に
常に前進するスタンス、前傾姿勢で、
これからもやっていけたらと思っています。