吉沢ジュンさんからちはるさんへの質問

  • 2008年06月04日

Question

(LIPPS omotesando 吉沢ジュンさん)
スタッフがスランプというか、伸び悩んでいるなと感じたとき、
どう教育されていますか?
こういうことは、どんな相手であるかとか、
どんな状況であるかによって、変わってくるものだと思うので、
何か一つ事例をあげていただければ、
僕や読んでいる方々の参考になると思いました。
伸び悩むことのない人はいないものだから、ぜひお聞かせください。

Answer

(ACQUA harajuku ちはるさん)
吉沢さんありがとうございます。
事例を挙げて、というところが吉沢さんらしいな、
と思いつつ……(笑)。

確かに、人によってもランクによっても、
悩んでる内容って違うと思うんですよね。
でもランクを問わず伸び悩んでいる人って
上の人の目を見なくなったり、
もごもごしていたり
そうやって自分の気配を消そうとしたり、
することが多いんです。
だからそこに気づいて、
声をかけてあげるようにしています。

自力で這い上がってこれる子っていうのは
もちろんいいんだけれど、
そうじゃない子は、そのまま消化しきれなくて
辞めるっていう決断をとってしまうと思うんですよ。
美容への追求心が無くなっていくと
モチベーションも下がってしまうし、
そういう危険な状態になってしまう。
何でモチベーションが下がってしまっているのかって言うのは
聞かなきゃ分からないことなので、
「最近元気ないじゃーん!」だったり、
「どうしたの? なんかあった?」だったり
その人の様子を見ながら、
相手が話しやすいように声をかけるんですね。

具体的にというところでは、
どなたもやっていらっしゃることではあると思うんですが。
結構最初のころっていうのは、ティーチングっていうか、
伸び悩んでいるなと思ったら、
色々アドバイスをするようにしているんですね。
今とか、だいたいどこのお店も
新入社員が入ってきたばかりだと思うんですが、
2ヶ月たってもうちょこちょこ差が出始めているんですよね。
シャンプーテストに受かった子もいれば
まだの子もいたりして。

うちをはじめ表参道界隈の美容室って、
美容学校では比較的できるタイプの子が入ってきたりしているので、
そういうので、すごく落ち込んでしまったりするんですよ。
今まで思っていたよりも、
自分ってダメじゃん……ってなっちゃうんですよね。
そういう子には、
「いつ合格するかじゃなくて、
どんなシャンプーマンになるかが大事なんだよ」
ってアドバイスをしています。
他の子と競争しちゃう気持ちも分かるけど、
お客様に感動を与えること、
お客様を喜ばせることが、一番の仕事。
「早くテストに合格する為に
アクアに入ったの? そうじゃないよね?
ああ、今日は気持ちよかったなっていって、
帰ってもらうために、がんばろうよ」って
技術ではなくて考え方をアドバイスするようにしています。

ただスタイリストになった後の、
売り上げが伸びないって悩んでいる時に関しては、
ティーチングというよりも、
コーチングが大事になってくると思うんですよね。
なぜそういう風な結果なのか、一緒に掘り下げて考えていくような。
何がダメなのか、どうしたらよくなるのか、
そのためには何が必要なのか……。
そういうことを1つ1つ問いかけて、
一緒に考えていくんです。

そんな感じでやっています。