宮川克也さんから中村康弘さんへの質問
Question
(Liike 宮川克也さん)中村さんは、見た目にもすごく素敵な印象なのですが、
みだしなみだったり、会話だったり、
お客様を囲む空気感だったりの中で
中村さんが大事にされていることは何ですか?
Answer
(Tierra 中村康弘さん)基本的に、
僕はカウンセリングをすごく大切にしているんですが
そういうところからお話しさせていただくと
カウンセリングって
「引き出すこと」のテクニックだと思うんです。
そういう意味では、
入りやすさ、話しやすさ
そういうのって絶対だと思っています。
そのためにも、決して上目線にならないように
結果的に仕上がりや満足度で
「すごいところだったんだなー」と思ってくれるだけでいいと思うんです。
ただ、話しやすさというのは
人によって変わると思うんです。
早口で話す人は早口じゃないとイライラされると思いますし。
名前呼んだ時点で返事の声が聞こえない人は
きっと目をあわせることが嫌なはず。
カウンセリングのときも髪を見て話をするようにして
目を合わせないようにしています。
目を合わせて身振り手振りをする人は
身振り手振りをしながら話すときっと話しやすいと思うんです。
あと、
長いお客さんが多くなってきているんですよね。
そういう10年通ってくださるお客様との話なんですけれど、
僕自身、最近帽子をかぶりはじめたんですよ。
一気に帽子4個とか買って
服のテイストが変わってきたんですけれど
長いお客様に対しては、それが新鮮みたいです。
今まで「いつもと同じで」と数年言っていた人が
そうやって雰囲気が変わった僕に
期待もしてくるし、こちらの提案も通りやすいようなんですよね。
「春だし明るくしない?」とか
「流すの古くない?」とか
そういうことを長い方に対して言える雰囲気、
お互い言える雰囲気が最近できたかなーと思います。
何年間も付き合っていると、
新しいことをしなくなりがちなんですよね。
お客様だけじゃなくて、残念ながら、僕自身も
そういう部分が出てきてしまう。
だから、自分が新しいテイストの洋服を
もう一度楽しんでいることや
この年齢で変わるのって新鮮です。
今さらながら新しい発見で楽しい。
お客さん目線の自分に戻った
忘れていたことに気づいたという感じがします。
そういうことも
お客さんを取り巻く空気感につながるかな、と思っています。