古賀栄三さんからyu-kiさんへの質問

  • 2007年12月19日

Question

(eizo 古賀栄三さん)
新しいサロンって、
レッスンやチェックのシステムを作るまで大変ですよね。
中途の人もいるだろうし、うちのサロンでもすごく難しいところです。
ユーレルムさんって、
一気にスタイリストさんがデビューしたと思うんですが
どういう部分を大事にしてレッスンしていますか? 
どうやってそのシステムやマニュアルを作りましたか?

Answer

(U-REALM yu-kiさん)
えっとですね……。
正直、聞かれて痛いところですね。
今、手探りしている状態だ、という感じです。
スタイリストデビューできるだけの
システムやマニュアルはできているのですが、
今でもまだ手探りしています。
僕自身は、レッスンからは離れていて、
それを決めているスタイリストのチームがあります。
そのチームが決めたことを僕と高木がきいて判断しています。
なので、今は、ちょっと遠くから離れて見ている状態です。

これは、うちのスタッフにも言えることだったりするんですが、
システム&マニュアルで大事なのは
まずは、どんな時代でも対応できるカリキュラムだと思うんです。
「ワンレングスって本当に必要か?」っていわれていたし、
必要になる時期は絶対こないとおもっていたけれど、
やっぱり戻ってきましたよね。
だから、オーソドックスで変えないもの、
プラス、その時代にあったマニュアルを
考えていかなきゃいけない。
例えば、今だとセニングや、すきの技術って欠かせないだろうし。

そういう兼ねあいって数字であらわせないものなんですよね。
削るものも必要だし、変わっていかなきゃいけない。
じゃないと実のない国家試験みたいになっちゃうから。
マニュアル、システム化するのは、メニューをきめるところまで。
教え方はマニュアル化できないということを肝に銘じています。

あと、僕が、レッスンをやっているスタッフに口をすっぱくして言うのは
ひとつのスタイルを切るにしても
スタイルひとつの切り方を、まるごとごっそり覚えるのではなく、
理解度で判断するように、ということです。
そのカット自体は切れるんだけど、
何のために今このカットをしているのかということをわかっていないと
実際に使えない、どこで使っていいのかわからないカットになっちゃうんですよね。
だから、チェックするときは
その理解度をちゃんと見なさいということを言っています。
ただし、いろんなスタイリストが教えるので
明確でわかりやすい採点法は必要だと思っています。
こことここができていないからダメというのが納得できないと、
チェックを受けているものが納得できないと思うので。
その部分は、スタイリストで共有することが必要だと思っています。

ここまでが、マニュアルをどうつくっているか、という部分です。

で、どういう部分を大事にレッスンしているのかというのは
質問を受けて、すごく考えされられました。
前に、「教育」というテーマのときかな? 
どこかで話したと思うんですが
なによりまず、
「スタイリストになりたい」と思わせないと仕方ないと思っています。
レッスンしたくないのにさせても仕方ない。
いかに、心の土壌をこちらが耕してあげられるかどうか。
冷たいコンクリートに種を植えても芽は出てこない。
そういうところをふまえての
レッスンをしていきたいと、思っています。