秋葉千菜さんから浦さやかさんへの質問
Question
(GARDEN 秋葉千菜さん)浦ちゃんって、すごくいろんなモノづくりをするひとで
すごく感性が鋭い人だと思っています。
よく話はするんですが、今日聞きたいのは、
ぶっちゃけ、どういう観点でデザインを創っているのか? ということです
たぶん、感覚だけじゃなくて、いろいろ考えていると思うんですが
ぶっちゃけどうなんですか?
Answer
(FLOWERS 浦さやかさん)最近、千菜さんに、髪切ってもらってるんです。
なので、なんか、恐縮なんですけれど……。
えっと、直感でやってるかどうかという話なのですが
ちょっと前までは、そうですね。直感でした。
直感でやりつつ、プラスアルファで、
それを整えてバランスをみていたという感じなんです。
でも、撮影をやってわかったんですが
実際に自分の目で見るよりも、
カメラごしの厳しさというか
奥行き感とか、髪1本1本の動きとか
全体の似合わせのバランスとか
カメラごしだとそういう細かい部分もみられているというか
見透かされたように感じたんですね。
で、自分のつくったものを見て
実際に誌面になって出たものを見ると
恥ずかしいものが多くて。
これじゃ駄目だと思って、うまい人の髪をたくさん見て
最近は、考え方をがらっと変えました。
もちろん、このモデルさんをどうしたいか
最終的にどうもっていきたいかは
絵としては自分の中にあるんですが
その、自分が頭の中で描いている、想像している
空気感だったり質感だったりを
実際にどうやったら誌面に出せるのかというのを
すごく考えて研究してみたんです。
ときどきほかのサロンさんが横でやっている技術をチラ見したり。
なので、今の時点では、
自分の作りたい絵を作るための技術の方を深く重視していて
プラスアルファで、感覚というか直感部分を足している感じです。
この今のやり方のほうが、昔よりも
カメラごしの仕上がり感が自分の中でしっくりきていて。
今はちょっとうまくいっているような気がしています。
今後の目標としては
そういう技術も身につけたうえで、もうちょっと原点に戻って
直感のみで作っても、
カメラごしでしっかり表現できるようになれたらすごいと思っています。
が、今は修行中なので、まだ全然。
今は研究しながらやっている感じです。
サロンワークでも同様です。
最近は、私自身が
お店の中でも撮影を中心にやらせてもらっているので
雑誌を見ていらっしゃるお客さんが多いんですね。
なので、お店で実際、
お客さんを裏切らない技術をやっていかなきゃいけない。
今は、雑誌で来てくれた人に対して、期待にこたえながら
再現性の高さとか、クオリティのキープをやっていく。
もちろん私がやったスタイルを見たお客様が
ほかのスタッフに入るようなこともあるので、
スタッフ全員に、このスタイルをどうやって作るのかというのを伝えるのは
私の仕事になってきたと思います。
そこでいい意味で、悩んでいる感じです。
撮影でも、自分がサロンワークでできないスタイルは
ぜったい作らないようにしています。
その人の顔立ちや髪質やライフスタイルとか
そういうのを一番に考えて
そこにもう少し喜びをプラスしてあげるような感じというんでしょうか。
お客さんが自分で思ってもいなかった可愛らしさを発見してあげるとか。
ただ希望通りにやるんじゃない、
うちにきてよかったと思ってもらえるような、
そういうスタイル作りを日々考えています。