VANさんから河野悌己さんへの質問
Question
(Double VANさん)よしき君って、
いつもきょろきょろしてるじゃないですか(笑)。
いっつもいろんなことを見てるんだなーと思っているんですよ。
で、教育ということに関して、
下の子たちから上がってくる意見と、
上層部の意見が必ずしも一致するとは限らないじゃないですか。
よしき君の立場だと、
本当は言いたくないことをいったり、
憎まれ役を買ったりしなきゃいけないと思うんだけど、
そういうところ、どういう立ち位置でいるのかなーと思って。
Answer
(GARDEN 河野悌己さん)ご指名ありがとうございます。
ちょっとこの質問、
一晩、考えさせていただいてもいいですか。
そうですね。いろいろありましたので(笑)。
……そして次の日……
おはようございます。河野です。
前に店長をやっていたときは、
スタイリストでも自分よりも先輩の人たちもいっぱいいたんですね。
その時に一番心がけていたことがありまして。
それは、
上と下に意見の相違が出るときって、
新しいものを導入したり
現状で違和感があるときだと思うんですけど
みんなが違和感を感じているものは
それがいいことであれ、悪いことであれ、
確実に変える、ということです。
で、
逆にみんながあんまり考えていないこと、問題視していないことで、
上層部から
「これって、どうなの? おかしくない?」と言われても
下のみんなが問題がないとジャッジする場合は
絶対に変えないと決めてきました。
それからもうひとつ大事にしていることは、
何かを変えるという時、
それは、変えるんであれば、
今までやってきてないことに変えると決めてきました。
前に戻すという意見は絶対に出さないようにする。
上の意見って、長年美容をやってきているから、ずっと変わらないですよね。
でも、下の意見は流動的じゃないですか。
だから、
その下の意見をうまく取り入れて変えていく。
前の状態に戻すという変化はさせない。
それから、上の意見を下に伝える時は、
上の言葉をそのまま伝えるんじゃなくて
ちょっとしたニュアンスを変えて
みんなに伝わりやすいように
今風にアレンジして伝えるようにしないといけないと思っています。
僕自身は
撮影が多いことだったり、
売り上げが高いことだったりが前に出て
「だから意見が言えるんだ」というように思われないように
そうは見えないように、ということを気にしてきました。
売り上げをあげる=店長になれる
と、いうことではないということを
心の中で考えていましたね。
あと、中間管理職としてもうひとつ(笑)。
お店として大きく何かを変えなきゃいけない、
というような意見は、
上からも下からも
かならず自分のところに集まるようにしなきゃいけないと思っています。
だから、上に言われやすい空気を引き受ける
と、いうことでしょうか。
トップ3人の意見をダイレクトに受け入れる自分でいること。
そして、下に関しては、
ミーティング以外にもスタッフと話をするようにして
直接僕に意見をいいやすい雰囲気をつくる。
組織が大きくなるとフィルターがあつくなるから。
人をたくさん通す間に、自分の本当にいいたいことっていうのが
スマートになりすぎちゃって、
ダイレクトに伝わらなくなっちゃうので。
直接話せる空気を作るようにしていますね。