角薫さんさんからJUNさんへの質問

 


Question

(ACQUA harajuku 角薫さん)

最近の若い男の達をみていると、うちのお店だけかもしれませんが、
体育会系の子っていうのが、減ってきたなと感じるんですよね。
そういうちょっとメンタル面が弱いような男の子を
びしっと男らしくするというか、
しっかり責任持って自分の力で這い上がれるようにする為に、
JUNさんはどんな教育をしていますか?
うちはわりと女の子の方がしっかりしている子が多いし、
上も女性ばかりなので、
JUNさんからうちのスタッフに、
びしっと言ってもらえればうれしいです(笑)。


Answer

(Bivo PHASE JUNさん)

角さん、ご無沙汰しております!
今回は僕にピッタリのご質問、ありがとうございました!
では遠慮なく、びしっ!! と言わせていただきます(笑)。

まず僕が思うのは、
美容師の本質っていうのは、クリエイターだっていうこと。

確かに会社って、組織力が大事です。
良い結果に向けて、
先輩とか、後輩とか、同期とか、みんな
お互いにしっかりコミュニケーションを取って、
チームワークで行動していくものだと思うんです。

でもそれって、
組織に甘んじるっていうのとは違うと思うんです。

大事なのは人や会社うんぬんじゃなくて、
自分自身がうまくなること!
そして、少しでも早くお客様やスタッフ、
仕事において自分に関わる人達に
いい形での影響力を持てるようになることだと思うんです。

なんか今の子達って、
どうも組織に甘んじてしまっているところが感じられます。
例えば、同期だったりすると、
仲間意識ではなく、友達意識になってしまっている。
本来、職場での仲間って
少しでも早くうまくなりたいし、
少しでもたくさんのお客様に自分の技術を提供したいから、
「コイツには絶対負けたくない!」って
お互い切磋琢磨し合う
いわばライバルのような関係だと思うんですね。
でも現状は、
楽しい世間話はできるけど、
超真剣な仕事話はできないような関係っていうか、
居心地がいいだけの関係になってしまっている。
なんかズレを感じるんですよね。

僕がアシスタントの時代って、
すごく自己主張の強いアシスタントが多くいて、
下手するとスタイリストより、自己主張強かったりして
同期はもとより、上とだってしょっちゅう
仕事のスタンスなんかをめぐってぶつかっていました。
結構頻繁に、取っ組み合いのケンカにもなったりして(笑)。
毎日がエキサイティングだったのを覚えています。

例えば僕は最初シャンプーを任されていたんですが、
シャンプーをするということに対しては、
誰よりもいいものを提供しようと思っているわけです。
そのためにしっかり研究もしているし、自信もある。
お客様からの評価もよかったりして、
自分としては、自分の考えが一番だ! という
ゆるぎない物を持っていたんですね。
それを、現場でそこを担当していない者があれこれいうと、
「やってないのにとやかく言うな!」となるわけです(笑)。
上になれば、スタイリストになれば、
全部に関してエライわけでなく、
引き継いでバージョンアップさせている自分のほうが
ここに関してはわかっている! という思いがありましたね。
そう思えるだけ努力もしていたし、自信もあった。
シャンプーでもカラーリングでも、
自分が任されている時は、
スタイリストとかわらない。
お客様は自分の担当のお客様だ、
という気持ちで取り組んでいました。

だからそれは、
ぶつかり合ったとしても
お互いが嫌いだからではなくて、
それぞれの仕事の持ち場に対して、
誇りとプライドを強く持っていたからこそ、なんですよね。
なので、決してそれが悪い方向に向くことは無かった。

今でもたまに自分の意見や考えをしっかり言えたり、
先輩や同期に対しても、堂々と怒ったりするスタッフがいたりするんだけど、
そういうスタッフを見ていると、
多少頭が悪くても、多少ビジュアルがイケてなくても(笑)
コイツはいずれグンッと伸びるんだろうなーと、
なんとなく将来を感じてしまうんです。

やっぱり若いうちって、
特に男ってね、
不器用なのが多いから
なかなか技術が上手にはならない。
でも技術力が無いから自分の意見や思いを言えないっていうのは
間違いだと思うんですよ。

若かろうが年寄りだろうが、
技術力があろうがなかろうが、
美容に対して熱い気持ちを持っていて、
当たり前だと思うし、
若い人の視点が物事を動かすコトだって、
正直多々あると思うし。

ちゃんと、聞く耳くらい持ってますよ(笑)。

ただ言う以上は、今後の自分の行動に責任を持ってほしいと思う。

自分自身決して偉そうなことは言えませんし、
正直、まだたどり着いてないんですが……。

でも男って、仕事ができないとダサいと思うんですよ!
やっぱいずれは、家庭も守っていかなきゃいけないし。
仕事ができて家庭も守れて、そのほうがだって格好いいじゃないですか!
生き様的にね!

というわけで、
ACQUA harajukuの男アシスタントさん!
角さんに心配かけないように、
びしっと「男らしさ」、
見せてやって下さい!!
頑張ってネ!!

僕はこういう話をすごく早いうちから
それこそ新卒の子とか、入ってきたばかりの頃から
しっかりと、当たり前のように話し続けています。
最初の段階で、ここは厳しいところなんだっていうのを
ちゃんと分かってもらったうえで
努力してもらうほうがいいと思うので。
もちろん、そのぶん早くダメになっちゃう子もいるけど、
そういうのは早かれ遅かれなんでね。

基本的にはとにかく
他人じゃなくて、自分が努力することを考えるように!
ということだけは絶対話しています。
他の人なんてぶっちゃけ関係ないです。
自分が努力してうまくなることが
お客様の喜ぶこと、会社の為にもつながるんですよね。
それを伝えるようにしています。
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