中村康弘さんからyu-kiさんへの質問

  • 2009年07月29日

Question

(Tierra 中村康弘さん)
【質問:美容師になろうと思ったきっかけについて聞かせてください。】
新天地の環境にはもう慣れましたか?
よくお会いしては未来の話、将来の話、たくさんしていますが、
そういえばyu-kiさんって、
そもそもなんで美容師になったんでしたっけ?

Answer

(pas de deux by u-realm yu-kiさん)
新天地の環境、
僕、図々しいんで、もう慣れました(笑)!

そうですね、
未来の話ってよくするけど
過去の話はそういえばあんまりしませんよね。

実は僕、そもそも
「美容師になりたい」って、
思ったことなかったんですよね。
本当に一切思いませんでしたね。

ただサラリーマンになりたいという
イメージがなかったんです。
当時はひたすら目立ちたくて
なんか普通じゃないことをしたかったんですよね。

でも僕、古い人間なんで……
って言っても中村さんも大して変わんないけど(笑)。
その当時って、選択肢がそんなになかったんですよ。
周りの大人に聞いても、
サラリーマン以外だったら
コックさんとか、花屋さんとか、
そんな感じで、
「お店でもやれば……」って言われるばかり。

そういう中で
あれも嫌だし、これも違うし……
って考えていった結果
残ったのが美容師でした。
つまり消去法で選んだんですよね(笑)。

美容師になってからも、
何かになりたいとか、
こういう風になりたいという気持ちも特になくて、
何のビジョンもないまま
のらりくらりやっていて……
5年くらいそんな調子でした。

でも2つの出来事がきっかけで
僕の美容師という仕事に対する気持ちは
大きく変わりました。

1つはあるお客様との出会い。
その頃は僕まだ雑誌に出たりもしてなくて、
本当に偶然の出会いで僕の所にいらしてくれたお客様だったんですが
正直言っておしゃれが上手じゃなくて
まだあか抜けてない感じのお客様でした。
その方から、
「私を可愛くしてください!」って言われたんですね。

1回のカットでも大分変わったんですが、
それだけじゃ物足りなくて……
こんなこと言っちゃ申し訳ないけど、
変えたい! と思うところは髪以外にもあったんです。
それで、
洋服のコーディネートから、何から何まで口を出して、
トータルでアドバイスするようになったんです。

彼女が大学生になって上京した
初めの頃にそんな出会いがあったのですが、
卒業してすぐの結婚に至るまで、
僕はずっと彼女の美容やファッションに
びっちり付き合ってきました。
その間にぐんぐんキレイになっていく彼女がいた。

それまでずっとパッとしなかったといっていた彼女の人生は
180度変わって
大学の4年間は本当に幸せそうに、
生き生きした毎日を送っていました。

それを見ていて僕は、
美容師ってこういうこともできる仕事なんだ……
と考えさせられたんですよね。

それともう1つは、
NATURAの塩崎との出会いです。

僕はそれまで
変な話ですが、
美容師がお客様を可愛くする仕事だってことに、
気づいてないところがあったんですよね。
あくまでもビジネスという印象で、
どんどんこなして売上を上げて……
っていうのが第一になっていました。

でも塩崎は違った。

その頃、もう雑誌に出たり、
活躍の幅を広げていた彼は、
そういうビジネス的な面よりも、
「お客様を可愛くする」ということに対し
ものすごく力を注いでいたんです。
いつも「可愛くしたい」と言っていたし、
可愛くするためのことばかり考えていましたね。

僕の中にはその感覚ってなかった。
「可愛くする」という言葉を
使うことすら、ほとんどないくらいでした。

でもそんな塩崎を見ているうち、
すごく影響されましたね。
あぁ、美容師ってこうあるべきだな……
という気持ちになったんです。

今でこそ僕も
発信する側を気取っていますが、
当初を思い返すと、
こんな感じ。

美容師の使命だなんだ
かっこよく言っている僕ですが、
最初の頃は美容師に対しての想いなんて
全然持てていなかったんです。

でも変わった。
変われたんですよね。

だから今、
美容師に向いているんだろうか……
なんて悩んでいる人に、
一言いいたいのは、
変わるきっかけが、
どのタイミングで来るのかはわからないけど、
この仕事の素晴らしさに気づける日は、
いつか必ず来るということ。

僕の場合はこんなことがきっかけでした。
今の僕があるのは、
この2つの出来事があったからだと言えますね。

星ゴローさんから中村康弘さんへの質問

  • 2009年07月27日

Question

(NATURA 星ゴローさん)
【質問:美容師になろうと思ったきっかけについて聞かせてください。】
最近なにかとご一緒させて頂くことの多い中村さん!
まだ聞いたことなかった、きっかけのお話、聞かせてください。

Answer

(Tierra 中村康弘さん)
小学校高学年の頃にはもう、
ぼんやりとですが美容師になりたいなと、
思い始めていました。

親が美容室にいく時に
よく連れて行かれてたんですが、
昔って、
パーマすると2日くらいは
その臭いがとれない! っていうくらい、
パーマ液の臭いがきつかったんですよね。
今はそんなことないけど、
薬剤の刺激臭は当時かなり強かったと思います。
美容室の中にはいつも、
その薬剤の臭いが広がっていました。

僕はなぜかその臭いがすごく好きで(笑)
美容室という空間にいることは
子供ながらに心地よく感じていました。
なんだかここが好きだなー、
美容室にずっと居たいなー、
なんて、
ほんとにぼんやりと
そんな風に思っていたのを覚えています。

でもまだ決定的に、
という感じではなかったんです。

そんな僕は
田舎の小学生の割には
結構ませた子供でした。
ファッションや髪型にも
自分なりのこだわり
みたいなものを持っていたんですよね。

学校のクラスの中にも、
同じようにファッションや髪型にこだわりを持った女の子たちが
何人かいました。
それで、どうやらその子たちが、
自分で選んだ美容院で髪型を変えている
ということを知って、
それからは、僕もその友達と一緒に通うことにしたんです。
といっても田舎なので
そんなに選択肢があったわけじゃないんですが、
それでも電車に乗って、
いろんな美容院に行ってみるようになったんですね。

それで、
あれはもう中学生になっていたのかな……。
美容室に切り抜きを持っていったことがあったんです。
それは映画俳優ミッキー・ロークの切り抜きで、
映画雑誌か何かから取って持っていったんです。

そしたら、めちゃくちゃ怒られたんですね。

子供だし、髪の色も違うし、
こんなのになれるわけないでしょ!
って言うようなことを
ものすごい勢いで言われて、
切り抜きを突き返されました。

もちろんヘアスタイルも
思っていたようには全然ならなくて、
それっぽくも仕上がらない。

その美容室には2度と行きたくないと思ったし、
なんであんなに怒られたんだろう……と、
すごくショックでしたね。

これは僕にとって、
結構大きな出来事でした。
このことがきっかけで
美容師が僕の中で
すごく気になる存在になったと思います。

美容師って何なんだろうって
真剣に考えるようになったし、
それまでぼんやりと、
美容師になりたいなと思っていた気持が、
もっとはっきりしたものになっていきました。

切り抜きを持っていっても、
僕がミッキー・ロークになれないことは、
僕だってわかってるわけです。
一緒に行った女の子も、
少女マンガの切り抜きを持って行ってましたが、
もちろん漫画の登場人物に
本気でなれると思っているわけじゃなかったと思う。

それはあくまでも、
「理想」なんですよね。
「こういう雰囲気」
「こんなニュアンス」
そういう大体のところで、
自分の理想としているスタイルって
あるじゃないですか。
それをできるだけわかりやすく、
美容師さんに伝えたい!
と思っているだけなんですよね。

それに対して、
「物理的になれません」とか
「ココが違うから無理です」って
言ってしまうのは簡単だけど、
何も瓜二つにしてくれって、言ってるわけじゃないんだから、
「こんな風になりたい!」っていう
その気持ちぐらいは、せめて
分かってほしいなと思ったんですよね。

でも残念なことに、そういう美容師さんて
案外いなかったんですよ。

それで僕は、
そういう気持ちのわかる美容師、
お客様の夢を壊さない美容師、
そんな美容師になれたら素敵だなと、
自分のなりたい美容師像を固めていきました。

僕の美容師になりたいという気持ちは、
その時から全くぶれていません。

高校1年生の頃にはもう、
将来は美容師になる気満々で、
美容室でアルバイトを始めていました。
すごく楽しくって、
その空間にいること自体が
自分にとってはうれしかったのを覚えています。
もちろん掃除や洗濯がメインですが、
当時は緩いところもあって、
シャンプーをさせてもらえることもありました。
本当に美容室が好きで、
そこにいることが好きだったので、
土日だけのバイトだったのに、
時間さえあれば平日でも
学校帰りに立ち寄ってましたね。

美容師以外の職業に就きたいと思ったことも
全くないし、
もちろん迷うなんてこともありませんでした。

あの時、
切り抜きを突っ返されて考えさせられたことは、
今日までの僕の美容人生に
大きく影響してきました。
上手いとか下手だとか、
イケてるとかイケてないとかじゃなくて、
気持ちのわかる美容師になろう。
何年たっても変わらずに
そう思い続けている今の僕を、
作るきっかけとなった決定的瞬間は、
そこだったなと思います。

ムッシュ豊田さんから星ゴローさんへの質問

  • 2009年07月24日

Question

(afloat-f ムッシュ豊田さん)
【質問:美容師になろうと思ったきっかけについて聞かせてください。】
海にサーフィンに……
いろんな意味で星さんの季節が来ましたね!
しょっちゅうお会いしてますが、
そんな星さんに回しちゃいます!

Answer

(NATURA 星ゴローさん)
ありがとうございます!

質問にお答えしますね!

僕の地元では、
市の教育委員会で決められた校則で、
中学生は全員同じ髪型をしていたんですね。
女の子は全員おかっぱ。
男子は全員ボウズでした!

全員がボウズなので、
学校にいる時は恥ずかしいなんて思いませんでしたが、
やっぱり一歩校区からはなれると
なんだか街ゆく人たちの視線が
自分の頭に集中しているような気がして(笑)
結構気になったものです。

高校生になりたてのころも、
他の地域からきた人は、すでに髪が長かったりする中で、
僕はまだボウズでしたから、
これはちょっとしたコンプレックスでした。

でも、高校生になったら
髪を伸ばせるようになったので、
同時に髪への興味も高まって、
とにかく髪をいじるのが楽しくてしょうがなかったですね。
自分で自分の髪を切ることもありましたし、
当時はやってたガスコテで、
女の子の髪を巻かせてもらったりもしていました。
あとは近所の床屋さんに
芸能人の切り抜きなどを持っていって
「これにしてください。」と
お願いしたこともありました。

この時はまだ、
美容室に行くのってなんとなく気恥ずかしくて
床屋さんに行っていたのですが。
床屋さんにお願いすると
どうもイメージより四角い感じに仕上がるような
ところがありました。
なんか違うな……
と、いつも思っていたんですね。

そんな中、
東京にある大きな美容室にいた美容師さんが、
地元に帰ってサロンを始めたと聞いて、
ついに美容室行ってみようと思い立ちました。
そこでの仕上がりに
僕は感動しちゃったんですね。
いつものあの、
「なんか違う……」がなかった!

これは僕にとって大きな意味をもつ体験でした。

高校2年生になって進路を考えだした頃、
僕は大学に行った先の働くビジョンや、
行きたい学部さえもイメージできずにいました。
部活を終えて帰るちょっと遅めの電車で、
いつもたくさんの疲れ切った企業戦士たちを見て、
どうも自分がそうなりたいという気持ちも
もてなかったし、
サラリーマンというものに、
魅力を感じられなかったというのもあります。

それで何か
自分の手に職をつけられる仕事をしよう!
と思いだしました。

当時洋服も大好きで服飾関係も迷うところではありましたが、
やっぱりその、美容室に行った時の感動が
忘れられなかったんですね。
僕は美容師になる道を選びました。

でも一応進学校と呼ばれる私立の高校に行かせてもらってたのもあり、
親や先生からは、大反対されましたね。
当然大学に行くものだと思っていたのだと思います。
だけど一度言い出したら、
絶対にやるまであきらめない僕です(笑)。
そんな僕の性格を知ってるからでしょうね、
母が、そんなになりたいなら一度試してみればいいと、
美容室のアルバイトを進めてくれました。

そのアルバイト先は、
あの、僕を感動させてくれた美容室でした。
働き始めて一番びっくりしたのは、
休憩時間が一日中働いてもたったの5分だったこと!(笑)
技術的なことはもちろんできないので、
タオルの洗濯をしたり、床をはいたりするだけではありましたが、
大変な仕事だなーと思いました。
それでもやっぱり、
美容師になりたい気持ちは
これっぽっちも色あせませんでした。
むしろ強くなったくらい。

そのサロンのスタッフは、
ちょっと怖い人もいたけど、
根はあったかくて、優しい人ばかりだったし、
忙しくても大変でも、
みんなとっても楽しそうでした。
そんなみんなの働いてる姿を見ていたら、
美容師になりたい気持ちはどんどん膨らんでいった。

で、みんなの反対を押し切って
美容師への道を突き進みました。
やっぱり、一度決めたら曲げないんです(笑)。

美容学校に行っても僕は
かなり劣等性な方で……
「お前は美容室で働いてもすぐに辞める!」
なんてよく言われていたくちでした。
でもやめようとは思わなかった。

美容室で働き始めて1~2年は
もちろん辛いことも多かったけど、
続けていれば必ずやっててよかったと思えると
教えてくれた先輩がいたし、
実際3年目からは
美容師になってよかったと
よく思うようになりました。
そんなあったかい先輩や、
今の素晴らしい環境を与えてくれてる
うちの代表がいたから、
今日までやってこれたんだろうなと思っています。

余談ですが、
美容師になってみて思うのは、
僕、ものを販売することって
すごく苦手みたいなんです!!
だからあの時アパレルに進まなくて
本当によかったな、なんて
今更ながらに思ったりします(笑)。

母曰く「どうせ言っても聞かない」この性格が
案外いい方向に導いてくれたのかもしれませんね。

秋葉千菜さんからムッシュ豊田さんへの質問

  • 2009年07月22日

Question

(drive for garden 秋葉千菜さん)
【質問:美容師になろうと思ったきっかけについて聞かせてください。】
先日はいろんなお話、ありがとうございました!
また機会がありましたら是非……!!
ムッシュさんの美容師になったきっかけ、聞かせてください。

Answer

(afloat-f ムッシュ豊田さん)
千菜さんこの前はどうもです!
お話できて楽しかったです!

僕のきっかけの話は
あんまり深くはないんですが、
ただデザインをする仕事がしたいと思って
美容師になりました!

僕って周りに比べて
美容師になろうと思ったのが
かなり遅いんですよ。

高校生の頃は
そんなデザインしたいとか
美容師になりたいとかよりも、
建設業や不動産の仕事をして
社長になりたい!
と思っていました。

だから周りの美容師さんたちみたいに、
「卒業後すぐ美容学校に進学」
はしてないんです。
普通に就職して
全然違う仕事をしていたんですよ。

まぁ間ちょっと何にもしてない時期もあり(笑)、
留学とか言ってかっこつけつつ、
ただ遊びたくて海外行ったり……、
なんてこともしてましたね!
アメリカに行ったりして、
まぁそれはそれでいい経験でしたよ!

それでもなんだかんだ
3年くらいは働いていました。
建設会社で働いていて、
仕事はすごく充実していたんですが、
でも、なんだか違うな……
と感じ始めたんですよね。

もっと自分にしかできない仕事がしたい
と思い始めたんです。
若さゆえなんでしょうかね……、
自分には才能があるに違いない!
もっとそれを活かさないと!
という勘違いもありまして(笑)。

何かデザインして
作品として残していけるような仕事がしたい!
と思い、23歳で働きながら
夜間で美容学校に通いだしました。

デザインできる仕事なら
もしかしたら、何でもよかったのかもしれないな。
車でもよかったし、インテリアでもよかったのかも。
でも、母親と姉と弟が服飾関係で
仕事をしているのを見ていたら、
なんか僕、洋服には興味ないなーと思ったのと、
髪型に関しては、
結構昔から興味があったっていうのがあって、
美容師に決めたのかもしれません。

今、なんで美容師に?
とあらためて考えたら
逆に「何でだっけ?」って
思うくらい
もうすでに曖昧な記憶ではありますが(笑)。

高校生くらいから
人と違う髪型が好きで、
ちょっと変わった髪型を追求してたフシはあったので、
そのせいかもしれないな。
すっごいおしゃれさんってわけじゃなかったんですが、
まぁなんていうか
あの頃の僕の髪型は……
ちょっと様子が変でしたね(笑)。
髪をデザインするっていうことには
なじみがあったし、なんとなく身近に感じていたのかも。
だから
デザインするなら髪の毛!
と自然に思ったのかもしれません。

その時は
別段何とも思わずにこなしてましたが、
今思うと
働きながら学校に通うって、
なかなかハードなスケジュールで
動いていたなと思います。
それでも、その時の毎日が、
今の自分につながっているんですよね。

金子史さんから秋葉千菜さんへの質問

  • 2009年07月17日

Question

(Xel-Ha 金子史さん)
【質問:美容師になろうと思ったきっかけについて聞かせてください。】
千菜さんの発想には
研ぎ澄まされてるのに女性としての可愛らしさがしっかりあって、
同じ美容師として、いつも感心させられています。
そんな千菜さんの美容師としての原点、お聞かせ下さい。

Answer

(drive for garden 秋葉千菜さん)
私は実家が元々美容室をしていて、
両親の働く姿を見てはいたんですが、
それでも高校生で進路を決定する
最後の最後までは、
短大に進んで
保母さんになろうと思っていました。

でもある時
カットモデルの体験をしたのがきっかけで、
その進路は大きく変わりましたね。

実家が美容室なだけあって、
他のサロンで髪を切ることって、
それまで一度もなかったんです。
それで私、かなり遅いんですが、
高校生も後半にさしかかった頃に
はじめて、
自分のところ以外のサロンで
カットしてもらったんですが、
これが本当に衝撃の体験でした。

実家で見ていた美容室とは全然違う世界。
銀座にある有名な美容室だったんですが
街もフロアもそこにいる人も
皆がみんなオシャレでした。
なんだかここに来るだけで
新しい刺激をもらえるような気がして
純粋に
また来たいなー……と思ったのを覚えています。

実家の美容室はというと、
両親2人だけでやっているので、
そんな華やかな印象とは無縁です。
いつも常連のお客様が来てくださっていたり、
皆が私のことも知っていてくれて声をかけてくれたり、
おしゃべりをしたり、
のんびりした雰囲気の美容室なんですよね。
だからギャップはかなり大きかったです。

その銀座の美容室で、
初めて親以外の人にシャンプーしてもらって
すごく新鮮で、ドキドキしましたね。
たまたま担当してくれたのが
オシャレでかっこいい男の人だったので
そのせいもあったのかもしれませんが(笑)。
美容師さんってかっこいいなーと、
あこがれる気持ちが
その時芽生えたんですよね。
それに両親も、
美容師になりたいと言ったら
喜ぶんじゃないかなと思いました。

でも実際には反対されました。

一応進学校に通っていて、
それまで短大への進学を希望していたこともあり、
先生からも
「大学に行かないのか! もったいない!」と言われたし、
親にも、
自分たちが大変な思いをした経験があるからでしょうね、
もっとお給料やら公休やらが
安定している仕事につけばいいのに
と言われました。
姉が公務員だったこともあって、
そういう安定したところに
就職してほしいという希望があったんだと思います。

でも私の中には迷いはありませんでした。

最後の最後の進路希望を出すときになって、
ぎりぎりでしたが、美容学校に行きたいと
進路を変更することができました。

決めてしまってからは、
両親も積極的に応援してくれました。
どうせやるなら地元にとどまっていないで、
東京に行ってたくさんの先生や先輩から
技術やセンスを学んで来い!
と快く送り出してくれました。

今になってみれば、
あの時のカットモデルは
運命の出会いみたいなものでしたね。
出会うべくして出会った仕事なのか……
なんて思っています。

河野悌己さんから金子史さんへの質問

  • 2009年07月15日

Question

(drive for garden 河野悌己さん)
【質問:美容師になろうと思ったきっかけについて聞かせてください。】
いつもパワフルな史さん!
そんなパワフルな美容師ライフの原点、
パワーの源を、教えてください!

Answer

(Xel-Ha 金子史さん)
どうしよう、
私結構なんとなーく美容師になっちゃったんで、
そんな大したお話がないんですが(笑)。

高校生で進路を決める時に、
手に職をつけられる方面に進もうと考えていました。
いろんな仕事がある中でも、
美容師だったら自分に向いてるんじゃないかなと思ったんで、
美容学校に進むことを決めました。

看護師とかも考えたんですが……
それはあんまり向いてないかなと思って(笑)。

中学生くらいの頃から髪をいじるのは好きだったし、
自分で切ってみたりしたこともあります。
かなり失敗していましたが(笑)。
だけど職業にとまでは考えてなかった。

高校生のころ
美容室がとにかく大好きで、
月に1回は通って、
シャンプーブローとか、トリートメントだけでも
してもらいに行っていました。
きっと美容室っていう空間は
その頃から好きだったんでしょうね。
美容室に行くと、自分でするのとは比べ物にならないくらい
気持ち良かったり、髪がキレイになったりするので、
それもうれしくって。
バイトしてもらったお金で
美容室にばっかり行ってましたね。
でもだからって、
そこの美容師さんに憧れを抱いたり……
っていうこともなかったんです。

とにかくその時点では、あまり美容師に対して
積極的な何かを感じてたわけではありませんでした。
ただ自分の進路の選択肢に、
「手に職をつけられる仕事」として
ラインナップしていた、
という程度。
選んだのは偶然かもしれません。

美容業にはまったのは、
やっぱり美容師になってからです!
サロンで働き始めてからは
この仕事の魅力にどっぷりハマりましたね。

今までにやったことのないことがたくさんあって、
何するのも新鮮で、
本当に楽しかった。

今も同じように楽しさを感じています。

河野さんが私に感じてくれているパワーの源は、
やっぱりお客様の笑顔かな。
忙しくても、お客様の笑顔を見れば、
いくらでも頑張れちゃう気がします。
あとは、
常に上を目指して
立ち止まらない気持ちをもって
働くということ。
これが私の美容業の原点にあります。

塚本繁さんから河野悌己さんへの質問

  • 2009年07月13日

Question

(K-two AOYAMA 塚本繁さん)
【質問:美容師になろうと思ったきっかけについて聞かせてください。】
河野さんが美容師になった
きっかけの話を聞かせてください!

Answer

(drive for garden 河野悌己さん)
質問ありがとうございます。

高校生の頃、
僕は美大に進学したいなと思っていた時期があって、
美術の先生にいろいろと相談していました。
美大で油絵の方向に進みたいと思っていたんですよね。

でもその先生に、
「美容師がいいんじゃないか?」
って言われたんですよ。

平面的なものよりも、
造形的なものの方が向いている
っていうのもあったみたいですが、
おそらく
僕の集中力のなさや、
根気のなさを見通していらっしゃったんでしょう(笑)。
絵画はリアクションが遅くて、
評価を得るのに時間がかかるけど、
ヘアスタイルはリアクションが早いし、
人対人の仕事だから評価も目の前でわかるし、
僕にはそっちの方が向いてるんじゃないか
と言っていらっしゃいました。

あとは、
対話ができる仕事だから、
というのもあったようです。
当時から僕は
絵を描きながらも
「だるいよねー!」とか
となりの友人としゃべりながら作業することが多かったので
それも見られていたんでしょうね(笑)。

そんな総合的な観察から、
先生は僕に美容師を勧めてくださいました。

それではじめて、
「美容師ってなんだろう。」
って思い始めたんですね。

それまでも自分の髪は自分で切っていました。
美容院に行ってもいつも、
「なんだよこれ!」と思うことばかり。
切り抜きを持っていっても、
「こんなはずじゃなかった!」と思うことしかなくて。
いつも納得できなかったんですよね。
美容室に多くを求めた僕も悪いんですが、
こんなだったら、自分で切った方がいいなと思っていました。
でも、まさか自分が美容師に……、
ってことまでは
考えたことなかったんです。

その時はちょうど
カリスマ美容師全盛期が訪れる直前。
僕が美容師になった翌年には
ブームが訪れ、ついになりたい職業の上位に
美容師がランクインしたくらいでした。
いろいろなイベントが開催されていたり、
カリスマ美容師さんが
ちょこちょこ出てきていて、
なんかそういう仕事も
悪くないなぁと思ったし、
何よりも、
なんだかすごくおもしろそうだと感じました。

人によって全然違うものを作れるし、提案できる。
個性や変化を大いに出していける仕事だと思ったので、
こんなにも集中力のない、飽きっぽい僕でも、
これなら飽きないんじゃないか?! と思ったんです。
それでこの仕事に対して、
探究心と好奇心を持ちました。

特にデザイン的な部分、
構成なんかには、すごく興味がありました。
当初やりたいと思っていた油絵も
重ね重ね作っていく色味に興味を持っていたというのもあり、
何か共通するところがあったのかもしれませんね。

大学に行かないという決断は、
そんなに大きなものではなかったです。
やりたいと思うことができるところなら、
どこでもいいと思っていた。
学歴とか名称には、こだわりませんでしたね。
最終的に、自分のやりたいと思う
飽きずに楽しめる仕事がそこにあったので、
美容学校への進学を決めました。

でも僕は
僕に美容師になることを勧めてくれたその先生に
特に強く師事していたわけでもなかったので、
そんな一言がきっかけになったなんて、
ご本人はきっといまだに知らないんじゃないかと思います。
でも僕の美容師としての始まりは、
その一言にあったんです。

吉沢ジュンさんから塚本繁さんへの質問

  • 2009年07月10日

Question

(LIPPS 青山 吉沢ジュンさん)
【質問:美容師になろうと思ったきっかけについて聞かせてください。】
今度学会、よろしくお願い致します。
塚本さんが美容師になろうと思ったきっかけ、お聞かせ下さい。

Answer

(K-two AOYAMA 塚本繁さん)
質問ありがとうございます。
もうすぐ学会で、僕らの出番……、
まだモデルも決まらず迷走していますが、
当日頑張りましょう(笑)。

で、僕が美容師になった「きっかけ」ですね。

えーっと……
僕は昔、
それも小学生の頃から、
いわゆる「かっこつけ」でした(苦笑)。
変な髪型や伸びきった髪は嫌だったし、
親が買ってくる服なんかも、
すごく嫌だったんですよ。
それで考えたのは、
「自分でする!」ってことだったんです。

カットも、ストパーも、
服の改造も、すべて自分でしていました。
なので小学生の頃にはクセ毛を気にしてブローしていましたし、
中高生の頃は刈り上げた髪がすぐ伸びてくるのが嫌で
自らハサミでカットしていました。
ただハサミだと、どうしてもガタガタになって、
「トラ刈り」みたいになっていましたね。
しかしある時バリカンを手に入れたんですよ!
それでカット(刈り上げ)はすごく上手くなりました(ワハハ)!
弟の髪もカットしていたくらいです。

ストパーも、ベネゼルホームストレートパーマを使って、
自分でしょっちゅうやっていました。
この時頻繁にやりすぎて、
もみあげがチリチリになって(笑)、
まだプロじゃありませんでしたが、
「ああ、やりすぎるとチリチリなるわー……」って
身を持って理解したくらいです(笑)。

でもそれって、
美容や美容師に憧れてやってたわけじゃなくって、
ただ自分のコンプレックスを解消したくて
っていうか、単純にかっこつけたくて
やってただけだったんです。

高2の進路相談の時がきて、
その時も
大学進学は全く考えてなかったし、
何か専門学校に行こうかなとは考えていたんですが、
まだ具体的に何の専門……、
ってところまでは考えていませんでした。

そんな中、僕の友達で、
めちゃくちゃかっこいい子いたんですが、
その子が、
「美容師っていいよね」って言ったのを聞いたんです。
それで美容師が気になり始めました。
やっぱり、センスのあるイケメンが言うことには
説得力があるわけです……。

それで、そういえば俺服好きだし、
髪も自分で切ってるし、
美容師良いかもな~って
インプットされたんですよね(笑)。

ただ、その当時の美容師さんたちはダサかったし、
憧れっていう感情は全くなかったです。

で、進路相談の先生に、
美容師になるか
ファッションスタイリストになるか、
親に勧められている鍼灸師になるか、
迷っているって相談してみたら、
その先生含め周りの先生たちみんなから
「塚本君、美容師に向いてる!!」
ってすごくおだてられて……
そこで決まっちゃいました!

と、まぁこんなことがきっかけでした。

今はどんなことがきっかけだったにせよ、
本当に美容師を選んで良かったと思っていますし、
こんな素敵な職業はないと思っています。

皆に迷わず美容師目指してほしい! と、
心から思っています。

榊原章哲さんから吉沢ジュンさんへの質問

  • 2009年07月08日

Question

(Bivo 榊原章哲さん)
【質問:美容師になろうと思ったきっかけについて聞かせてください。】
今度学会で一緒に講師をさせていただくんですが、
それに向けての準備、調子はどうですか?
そんな忙しい中、質問振ってすみません。
吉沢さんが美容師になったきっかけ、教えてください。

Answer


(LIPPS 青山 吉沢ジュンさん)

榊さん、ご質問ありがとうございます。

美容師になった「きっかけ」の話ですが……、
これ、とっても情けない話なので、
もしかしたら、ガッカリされちゃうかもしれません。
でも正直に言いますね!

僕が美容師になろうと思った理由は
「東京に憧れていて、上京したかったから」
それだけなんです。

僕の実家は栃木の理容室です。

高校時代毎日特に目標も持たずに
うつうつとしていた僕ですが、
東京には行きたいと思っていました。
何の志もありませんでしたが、
TVなどで東京を見ていて、
あそこに行けば世界がガラッと変わるんじゃないかな
なんて、
漠然と思っていたんですね。
とても浅い考えでした。

それで、
「良い美容師になるために必要なことだから」と
親を説得する理由を思いつき、
上京を企てたんです。
親には高い学費と生活費を工面してもらい、
今思ったら本当に親不孝を絵にかいたようなバカ息子でした。

はたしてそんな調子で東京に出てきて、
どうなったかというと、
やっぱり何も変わりませんでした。
僕は地元で何か努力していたわけでもないし、
東京に来たというだけで、
何かが変わるなんてこと、
あるわけなかったんですよね。

でもそんな僕が今でも何とかやっていけているのは、
たくさんのありがたい出会いがあったからです。

東京に出てきて、
素敵な人たちに出会って、
導かれ、
触発され、
磨かれ、
そうしてやってきたこと、
そのすべてが、
今、財産になっています。

人間、何か一つは取り柄があるとすれば、
僕はこんなにも良い出会いに恵まれているので、
「良い出会いを引き付けることができること」
が取り柄と言えるかもしれませんね。

代表の的場を始め、たくさんの出会いに感謝しつつ、
自分も誰かにとって、
出会えてよかったと思われるような、
そんな存在であれるよう、
成長して行きたいと思っています。
そんな成長を目指して、
これからも精進して行きたいと思っています。

朝日光輝さんから榊原章哲さんへの質問

  • 2009年07月06日

Question

(air 朝日光輝さん)
【質問:美容師になろうと思ったきっかけについて聞かせてください。】
たまには飲みに誘ってください!
榊原さんの美容師になったきっかけ、聞かせてください。

Answer

(Bivo 榊原章哲さん)
質問ありがとうございます。
いつも忙しそうなんで、誘いにくいんですけど、
是非飲みに行きましょう!!

僕が美容師になった経緯って……、
全然ドラマチックでも何でもないんですけど(笑)。

高校2年生の頃
みんなが進路を決め始めるその頃に、
僕はようやく自分が何になりたいのか、
考え始めていました。

僕らの歳らへんってちょうどベビーブームで、
その時は就職難が騒がれていました。
TVやら新聞やらでも、
「手に職をつけた方がいい」っていうことを
よく耳にする時代でした。

だからなのか、
進学校に通っていたんですが、
大学に入って勉強したいと思えなかった。
大学に入って勉強しても、
それが自分の働く姿にリンクしているように、
思えなかったんですね。
それよりも
手に職を付けて早く働きたいと思っていました。

だからぶっちゃけ、他にも候補はありました。
洋服が好きだったので洋服関係の仕事も考えました。
でもデザイナーになれるとは思わなかったし、
服飾の専門学校を出ても、その先がイメージできなかった。
料理の方向も考えたけど、
なんだかピンとこなかった。
そういう中で、
美容学校はちゃんと第一線で活躍している人を
たくさん輩出しているようなイメージがありました。
なんか美容師だったら仕事としてやっていけそう。
漠然とそんな感じがしたんですよね。

ね、全然ドラマチックじゃないでしょ(笑)。

でも髪を切ることが面白かったっていうのもあります。

当時通っていた美容室は、
田舎の美容室だったのもあるけど、
どんなにいってもキッチリ型にはまったような髪形にしか
仕上げてくれないようなところがありました。
いつも仕上がりに残念さが残ってた。
だから友達に切ってもらったり、
自分も友達のを切ってあげたり、
そんな風に
美容室に行かないで、自分たちで髪を切るようになったんです。
切りっぱなしで粗雑な感じになっていても、
なんとなくそれがオシャレなような感じもしていて。
大人から見れば、
こいつら変な髪型してるなって
思っていたかもしれませんけどね(笑)。
でも自分たちではそれがすごく楽しかったし、
気に入ってもいました。

だからなんていうか、
憧れてなりたかった!
っていうよりは、
納得いかなかったから自分がやってみようと思った!
っていう感じですね。

で、僕思い込みが激しいんで、
一度これだって決めちゃうと、
もうそれしか見えないんですよ。
とことんやって、一流になろうって思いました。
昔から、どんな仕事をするにしても、
一流って言われる人になりたいとは思っていたので。

でも、
女性の髪を触るのには最初、
すごく抵抗がありましたね。
だって彼女以外の女の人の頭を触ることって、
日常生活にはないことでしょ(笑)。
それだけがちょっと気がかりだったんですが……。

まぁそんなのは美容師になってお店に出たら
いやって言うほど触って、触って、
今なんかもう触らないでいるほうが変なくらい
毎日さわってますよね(笑)。

美容学校行って、
美容師の仕事は髪切るだけじゃなくて、
雑誌に出たりTVの世界で活躍したり、
いろんな展開があるんだなって知りました。

大阪の研修先の美容室では、
漠然と自分には関係ないと思っていたそういう仕事を、
東京に行けば出来るようになるよってことを教えてもらった。

東京では、
東京にいるだけじゃダメなんだということに気付かされ、
PHASE(現Bivo PHASE/reve)に足を踏み入れて、
あぁ、自分がやるべき一流の美容って、
これだったんだなって、実感しました。

そう思ったら、
一気に方向性が定まったような気がして、
また新たに一からやろうって
真剣に思いました。

というわけで、
あんまり思い入れなく、
進路の選択肢の1つとして選んだ美容師の道だったんですが(笑)
やってる中で、どんどんその面白さや魅力にひきこまれて、
今に至る。
そんな感じですね。

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