河野悌己さんから吉沢ジュンさんへの質問
Question
(drive for garden 河野悌己さん)原宿、表参道から離れた吉祥寺に
サロンを展開されましたが、
サロン内部の充実は、
どのように図っていこうとお考えですか?
お聞かせ願いたいです。
Answer
(LIPPS omotesando 吉沢ジュンさん)店長同士、
コミュニケーションをとるようにしています。
チームとして、サロンとして、
フロア全体を考えると、
サロン内部を充実させるためには
チームワークがしっかりしていないと
ダメだと思うんです。
いろんな考え方があると思うんですが、
LIPPSではそういう考えのもとに、
店長は責任を持って
その任務に取り組んでいます。
今LIPPSは原宿B1F、2F、表参道に吉祥寺を加え、
合計4つのフロアに分かれてやっています。
場所が離れているので、
全員で集まるというのは
結構難しいところもありますが、
店長同士のミーティングは大切にしています。
各店長は、LIPPSの理念を
しっかり理解して、それをサポートし、
みんなに伝える役割でもあるので、
その理念が揺らぐことのないように
店長同士お互いに確認し合い、
高めあっています。
LIPPSとして、
根本的な部分でずれてしまわないように、
いい意味で、どのフロアでも
同じような指導を行っていけるように、
クオリティの充実を図っています。
吉祥寺の店長は、NOMUがやっているんですが、
その役職を任せることは、
ずいぶん前から決まっていました。
本人にも伝えていて、
その時から、店長としての在り方っていうのを
一緒に考えていって
その中で吉祥寺出店に至ったという感じでした。
やっぱりある日突然店長になるのは
難しいと思うので、
周りからのサポートも必要だと思います。
場所は離れてしまいましたが、
今でもできるだけ会って話をできるようにはしています。
やっぱり吉祥寺と他の3フロアとは
来てくださるお客様も違うみたいですね。
青山、原宿界隈だと、メディアを通してだったり、
お友達の紹介だったり、
遠方からわざわざ美容室に来るために
足を運んでくださるようなお客様がほとんどなんですが、
吉祥寺では、そういったお客様だけではなく、
その地域にお住まいの方も来てくださるようで、
ふらっと髪を整えにサロンに来てくださるお客様もいるようで、
日常の生活の中に溶け込んでいるというか、
ライフスタイルに密着した空気があるみたいです。
地域性ってすごくあると思うし、
それによってアプローチの仕方なんかも
変えていかなくてはいけないと思います。
そういう吉祥寺の町の雰囲気を
実際に体感しているのはNOMUなので、
そこはNOMUの感じていることを尊重しながら、
でも、根本的な価値観っていうのは、
LIPPSとして1つでありたいと思うので、
ぶれないように、
これからもたくさん話をしていくつもりです。
まだできたばかりのホヤホヤなので、
これからどんどん色んなものが
見えてくるのかなって思っています。
吉祥寺では、
青山、原宿でのやり方を押し付けるんじゃなくて、
新しいフィールドでLIPPSをどう展開していくのか、
それを模索していくような、
そんな感覚でいます。
渋谷謙太郎さんから河野悌己さんへの質問
Question
(air-s 渋谷謙太郎さん)青山のサロンと銀座のサロン
サロン作りをする上での大きな違いって、
何でしょうか。
Answer
(drive for garden 河野悌己さん)まず、渋谷さん、質問ありがとうございます。
そして、お久しぶりです。
お元気でしょうか。
質問についてですが、
まず、銀座に出店した経緯として、
青山と変わらないことを
銀座でも打ち出したかった、
というのがあるんです。
街としては、大きな違いがあって、
それは働いていても感じます。
青山って、もうその場所にサロンがあるっていうだけで、
ブランドになっているところがあるし、
トレンドが満載でオシャレな雰囲気だと思うんです。
それに比べ銀座は、
どちらかというと
高級感が前面に出ているというか、
サロンもエグゼクティブな雰囲気なんです。
なんて言うか、例えば、
「リラックス」っていう言葉1つとっても、
青山と銀座ではイメージが違ってくるんです。
青山はちょっとクリエイティブな感じで、
銀座はハイクラス感があるというか。
なので、デザイン的な部分に関しても、
青山のサロンと変わらない、
カジュアル感を出すようにしているんですが、
銀座だと、コンサバとか、
エレガンスっていうイメージが、
先行してる感があります。
そんな中でも、うちは
高級感を打ち出すというよりも、
間口を広くして、
デザインで突出していきたいと思っています。
エレガンスっていうイメージの中に、
キュートさやナチュラルさを、
加えていく感じですかね。
ただ、サロン作りは、
お客様の目線も重要になってくるので、
正直難しいです……。
青山と銀座では、お客様のニーズが
やっぱり違うと思うので、
それを反映したサロンを作っていかないと
と思うんですね。
例えば、青山のサロンだったら、
お客様には「センスがいいと言われたい」
というような思いがあると思うし、
銀座のサロンであれば、
「上質感を出したい」という思いがあると思うので。
その中で、どうすれば
イメージを変えるというか、
カジュアルさを打ち出していけるのか。
それを模索し、努力しています。
あと、銀座にはオンとオフの顔があると思うんです。
仕事モードの時間とプライベートで楽しめる時間がある、
っていうんでしょうか・・・。
オフィスも多いけど、遊べるスポットも多いだけに、
そういう二面性があると思うんです。
それを意識して、
デザインを提案するのがポイントなのかなと、
思ったりしています。
それから、お客様の層についてお話すると、
実際、そんなに変化はないんですが、
銀座だと、娘さんをカットしていると、
そのお母様がいらしてくれたりするので、
なんて言うか、時代をまたいでいる感覚がありますね。
あとは、高校生とかティーンエージャーのお客様は
青山の方が多かったですね。
それと、アフターシックスというか、
サロンが盛り上がる時間が若干違います。
青山のサロンだと、19時がピークなんですが、
たぶん、お勤めしている場所から近いからだと思うんですが、
銀座のサロンは18時がピークになりますね。
やっぱり、青山原宿で培ってきたものが、
どこまで銀座で通用するのか、っていうのが、
出店の際の経緯なので、
質問の答えとしては、
青山と銀座のサロン作りって、
うちの場合は同じなんですよね。
渋谷さん、
こんな感じで答えになっているでしょうか。
古賀栄三さんから渋谷謙太郎さんへの質問
Question
(eizo 古賀栄三さん)僕がもらったのと同じ質問なんですが、
他のサロンとの差別化を図るために、
何かしていることがあれば教えてください。
Answer
(air-s 渋谷謙太郎さん)うちのサロンは、
トータルビューティーがウリです。
トータルビューティーを掲げているお店は、
もちろんうちだけじゃないと思うんですが、
うちの場合はヘアメイクなど、
サロンワーク以外の仕事をやっている人間が
すごく多いので、
それを活かして、
メイクやスタイリングの講習を開いたり、
カットやパーマ以外の、
仕上げ部分に対する教育なんかにも
力を入れて取り組めていると思います。
トータルビューティーって、
トータルでキレイに見せるっていうことだと思うんですが、
それって、
すごく大事な観点だと思うんですよ。
なんて言うか、
1人で何でもできなきゃいけないとか
そういうことじゃないんです。
バランスが大切ってこと。
つまり直接施術できるようにというよりは、
全部に対するバランス感覚を養ってほしいんですよね。
例えば、
このお客様はメイクがこうで、ネイルがこうだから、
前髪はこうしよう! とか、
そういう風に考えることができるスタイリストを
育てていきたいんですよね。
お客様を見て、
いろんな部分から
好みをかぎ分けてほしい。
そうじゃなきゃお客様に
的確なアドバイスも
してあげられませんよね。
もちろん自分で全部できちゃえば
言うことないですが、
知識としてだけでも
トータルビューティーを
意識した教育って、すごく大切だと思っています。
ただ髪を切ったり巻いたりしている、
そういう作業としてじゃなくて、
しっかりトータルでバランスを見て、
美しさを追求できる美容師を、
僕たちは育てていきたいと思っています。
そういう美容師を育てる教育をしていることが、
今airが力を入れている部分で、
差別化にあたるのかなと思います。
airはまだ、
今年で10周年っていう
若いお店です。
だからまだ出来上がっていない部分も、
たくさんあるんですが、
その分自由にできる部分も多いんです。
いろんなやり方を模索しながら、
やっていければと思っています。
今の教育方針としては、
その自由さを活かして、
「自分で考えさせる」っていうのを
モットーにしています。
こうやれ、ああやれ、って、
指示を出し過ぎず、
常日頃からどうやっていくのがいいのか、
自分で考えさせることで、
スキルアップしていってくれればと思っています。
あとうちのお店は中途採用の人間も多いので、
かなり個性的というか、
キャラクターのバリエーションが豊富です。
そういうのってお店として
バラバラになっちゃわないかっていう
心配もあると思うんですが、
根っこでつながっていれば、
それってむしろ強みになると思っています。
だからうちでは
根っこをつなげる行事を
結構やってるんですよ。
例えば夏には1泊2日で合宿をします。
そこではウィッグコンテストみたいな
美容に関することだけじゃなくて、
ドッジボールやビーチフラッグもします。
罰ゲームもしっかりやるんです。
そうやって、争わせたり、
結果を出すようなことにトライさせて、
美容以外のことからも、
チームワークの大切さや、
勝負することの大切さを
体得してもらいたいと思っています。
なんか結構昔ながらの
「熱血!!スポ根!!」みたいなことしてるんですよ(笑)。
そういう体育界系なところと、
自由なところをMIXさせて、
バランスよくやれているんじゃないかなと思っています。
良いと思うやり方を全部押しつけても、
それはそれで楽ですが、
それじゃあスターは育ってこないと思うので、
自由さと厳しさのバランスを取りながら、
トータルビューティーを上手に
自分のものにしていける、
そういうスタースタイリストを
育てていきたいと思っています。
堀之内大介さんから古賀栄三さんへの質問
Question
(ZACC vie 堀之内大介さん)他のサロンとの差別化を図るために、
どんなことを心掛けていますか?
Answer
(eizo 古賀栄三さん)ホリ、質問ありがとうございます。
まずハード面で言うと、
これは前にいたサロンでもそうだったんですが、
施術する前に、
ガウンに着替えてもらうことにしています。
海外のサロンでは、
こういうサロンもかなり多いんですよ。
うちではフィッティングを2つ用意して
このガウンに着替えての施術を取り入れています。
ボトムスはそのままでもいいし、
脱いでもらってもいいんですが、
基本的にトップスは脱いでもらうことにしています。
ガウンに着替えていただくことによって、
お客様のお洋服を
施術によって汚してしまったり、
くしゃくしゃにしてしまうことがなくなります。
だから
「せっかくヘアをキレイにしたのに、
長時間座っていたのでワンピースがしわだらけ…」
というようなこともなく、
ヘアもお洋服もしっかり決まった状態で、
お帰りいただくことができます。
お出かけ前にサロンに来ていただいた時などは、
お洋服の状態も特に気になりますから、
ガウンに着替えて頂いていると、安心です。
あと、お洋服の間に髪の毛が入ってしまうことも
ままあると思いますが、
ガウンの場合は、
施術後にささっとはらうこともできるので、
体に髪の毛がくっついて気持ち悪いというようなことも
避けることができますね。
それと、そういうことを気にせずに取り組めるという点から、
施術のしやすさもメリットの1つとしてあげられます。
タートルや首周りのつまったお洋服を着て
来られる方もいらっしゃるので、
ガウンに着替えていただければ、
そういう場合でも変わらずに施術でき、
技術的に安定させることができます。
それに加えて、
お客様にリラックスしていただくことができるっていう
メリットもありますね。
僕も自分が髪切ってもらう時は
ガウンに着替えるんですが、
やっぱり素肌の上にガウンを着ていると、
解放感もあるし、
洋服を着た上から着るのとは
気持ち良さが
全然違うんですよね。
そんなところから、
ガウンに着替えていただくことにしています。
あとは
カラーリストがいるっていうのも
強みにしていきたいなと思っています。
もちろん1人で全部できるって言うのも
大事だとは思うんですが、
うちの場合は、
専門性を出していきたいなと思っているんですね。
その方がより可能性が広がるかな……
と考えています。
スタイリストから見る目と、
カラーリストから見る目と、
お客様のご希望と、
3人の視点で相談していけば、
デザインの幅も広がっていきそうだなと思うんです。
1人の担当者だけの提案だと、
少しその人の好みが入りすぎる場合もある気がするので、
各専門職から意見が出るっていう方が
いいのかなと、
僕としては思っています。
ハード面ではそんなところですが、
一番重要視しているのは、
ソフト面の方ですね。
接客。
これはずっと、
一番力を入れていることです。
格好つけていかなきゃいけない部分もあると思うんですが、
人間味のある接客をして、
温かみのあるサロンにしていきたいですね。
お客様の出すサインを見逃さないとか、
細やかな気づかいを積極的にしていくとか、
そういうことを、
一番大切に考えています。
例えば、本当に些細なことですが、
どんなに忙しくても極力、
サロンのエントランスを出て、
お客様が曲がり角を曲がって見えなくなるまで、
お見送りをさせていただくようにしています。
義務というわけではなく、
心がけとしてなんですが。
お見送りするのは、
担当しているスタイリストじゃなくてもいいんです。
携わっていなかったアシスタントでも、
誰でもかまわないと思います。
むしろ、誰でもすっと入ってきて、
お見送りさせていただけるような、
そういう空気作りをしていきたいと思っています。
誰のお客様とか、そういうんじゃなくて、
皆のお客様という意識で、
接客していけるのが
一番いいんじゃないのかなと考えています。
その温かみのある接客で、
差別化を図っていきたいなと思っています。
萩野諒二さんから堀之内大介さんへの質問
Question
(TIECHEL 萩野諒二さん)サロン全体で掲げている、
今のテーマを教えてください。
Answer
(ZACC vie 堀之内大介さん)今、サロン全体で掲げているテーマは
『団結力を高める』です。
昨年の終わりから今年にかけて、
すごく質が求められる時代、
本物だけが残っていく時代に
なってきてると思うんです。
また、どんな業界においても
中間層っていうのが、どんどんなくなってきていて、
上に行くか下に行くかっていうような、
そんな感じになってきていると思います。
その中で、
生き残りたい、
トップクラスに行きたい、
そう思ったら、
やっぱり団結して行動していかないと
いけないんじゃないか
って思うんですね。
スタッフ皆が
サロンに対して同じ意識でいることが
すごく大事だと思うし、
しっかり人と向き合って
お互いを高めあっていくことも
大切だと思います。
それによって、
お店の活性化も図られるし、
団結が生まれるんじゃないかと思うんですよね。
そういう話を、
ミーティングを重ねて、
皆で共通認識にしていっています。
例えば、ZACCではオリジナル商品も
いくつか作っているんですが、
その商品の特徴だったり良さだったりを、
ちゃんと全員が把握して
いつ聞かれても正しく説明できるように
しておかなくてはいけないと思うんです。
あとはお店ごとのコンセプトだったり、
そういうところも、
お客様やメディア関係者の方などに、
聞かれてお答えする際、
誰に聞いても同じ答えが
出てこなくてはいけないですよね。
そういう知識レベルのことをはじめとして、
もっと深い部分まで詰めていきたいんです。
今以上にクリエイティブにしていきたいし、
接客の面も、これからどんどん重要視されてくると思うので、
他との差別化、というか、
個別化を、どのように図っていくのか。
そういった部分に対して、
意識を高く持っていきたいし、
高いところで団結していきたいと思っています。
これから新しいスタッフもたくさん入ってきます。
今年は30人程増える予定です。
その新しいスタッフたちも含めて、
皆で1つになっていけるように、
同じ方向を向いて、団結していけるように、
教育カリキュラムも今、
見直している最中です。
今年は新人教育は、
誰が担当とかあえて決めずに
全員でやろうという方向性です。
6店舗それぞれ、
全員で意見を出して、
そこで出た意見をディレクターが
ディレクター会議に持ちよって、
絞り込んで、
その結果を
各店舗に持ち帰ります。
そうやってカリキュラムも
皆の意見が反映するような形で
作っているんですね。
やっぱり1人でも違う方向を向いていると、
ブレが出てしまうと思うんです。
ブレが出ると、
サロンとしての価値が下がってしまう。
ブレを出さないためにも、
全員でやる、
全員が関わるっていうことが、
重要なんじゃないかなと思います。
やっぱり自分も関わっていることだと思えば、
自然と意識も高くなってくると思うので。
新人も含めて、
一人ひとりの力っていうのが、
本当に大切なカギを握っていると思います。
『団結力を高める』
それを叶えるのは、
一人ひとりの意識がなんですよね。
「全員で上がっていこうよ!」
っていう意識を、
全員が持って、
動いていけたらと思っています。
石橋泰博さんから萩野諒二さんへの質問
Question
(@+ 石橋泰博さん)サロンを移転されてから、
自分の中で変わったことと、
お店の中で変わったことを、
教えてください。
Answer
(TIECHEL 萩野諒二さん)サロンが移転してから変わったことですか?
ちょっと痩せましたね!
って、そういうことじゃないですよね(笑)。
冗談は置いといて。
そうですね、
すごく変わりました。
僕自身もお店全体も。
まずお店の内装が、前は白を基調とした、
カジュアルでやわらかい雰囲気だったんですが、
新しいお店はダークブラウンをベースにしていて、
落ち着いた大人っぽいサロンになったんです。
内装が変わるといろいろ変化が出てきて、
例えば、
ファッションなんかは特に変えていなくても、
スタッフが皆、
大人っぽく見えちゃったりするんですよね。
なんかサロンがスタッフをカッコ良くしてくれてる
みたいな感じです。
あとは今までよりもずっと
リラックスできる空間になったなと思います。
僕自身、
「内装でこんなに変わるんだなぁ~」と、
びっくりしているくらいです。
で、そんな風に内装も変わるわけだし、
移転を機に、
いろいろ見直ししたんです。
接客もそうだし、マナーもそうだし、
朝礼、終礼の仕方から、
技術も見直して。
メニューも少し変えたりしました。
細かいところだと、
掃除の仕方なんかも
再確認したりして。
すごく話し合って、
いろんな部分を見直してきました。
そうやってるうちに
スタッフみんな意識が変わってきてるな
というのをひしひし感じました。
そこでかなりモチベーションが
上がっていったんじゃないかと思います。
新しいサロンに移った時には、
いつも以上に頑張らないと!!
っていうところで、
気持ち的に
皆が同じ方向を向いていました。
それってすごく大きかったと思います。
サロン全体が1つにまとまって
一体感が強くなったし、
気合いが入りましたね。
そういうスタッフ達に後押しされて、
僕自身も変われたんじゃないかと思います。
変わったというよりは、
今までやってきたことを、
より積極的にやるようになったというか、
もっと意識して取り組むようになったというか、
そんな感じです。
元々お店のために働くのって、
僕は結構好きなんです。
うちのお店って
女の子が少ないから、
お店が汚れやすいんですよ。
だからその分積極的に掃除をしないといけないんですね。
僕は案外、掃除もしたい方だし、
手が空いてる時は、
何でも手伝いたい方ではあるんです。
あんまり口で言うのは得意じゃなくて、
どっちかっていうと動いて見せるっていうタイプなんで。
移転してからはスタッフのみんなも
かなり積極的に清掃してくれているので、
僕も気合を入れて、
今まで以上にやらないといけないな! と、
気持ちを新たに、取り組んでいます。
もちろん、掃除だけじゃなくて、
サロンでの仕事すべてに関してなんですが。
最近はサロンの美化にも
力を入れております!!
松下剛さんから石橋泰博さんへの質問
Question
(Xel-Ha 松下剛さん)石橋君が店長として、
サロンを盛り上げるために
やっていることがあったら教えてください。
店長としての立ち居振る舞いであったり、接客であったり、
スタイリストへの指導方法なんかも含めて、
特に気をつけていることがあったら教えてください。
Answer
(@+ 石橋泰博さん)えーっと、そうですね、
僕がサロンを盛り上げるために
やっていることは、
ミーティングなど、
意見交換の場では、
そんなに率先して意見を出さないようにしている、
とかそういうことですね。
出来るだけ聞く側の方に回って、
スタッフみんなが、
意見を言いやすいような
そういう環境を作るようにしています。
あとは、
あまり決めごとを作らないようにしていますね。
やりたいことができるように、
本当にNGなこと以外は
出来るだけ自主性に任せるようにしています。
細かいことまで
指示を出しすぎちゃうと
個性が伸びてこないと思うので。
前は結構言い過ぎてるところがあったんですが、
自分が口を出しすぎるよりも、
あまりあれこれ言わずに待った方が、
いいのかな……と考えて、
今はこのやり方でやるようにしています。
まだサロンも4年目なので、
いろんなことに関して
あまり凝りかためず、
試行錯誤しながらやっていますね。
どうしたら良くなっていくのか考えて、
代表と話し合いながらやっています。
今はこんな感じでやっていて、
結構みんなのびのびした感じで
働いてくれているんじゃないかなと思っています。
接客や立ち居振る舞いで気をつけていることは、
まず接客で言うと、
アシスタントの子に、
一緒に技術に入ってもらう時、
お客様にその子を紹介するようにしています。
アシスタントの子にもいろんなタイプがいるので、
しゃべるのが苦手という子もいるんですが、
そういう子でも話しやすくなるように、
きっかけを作ってあげるよう心掛けています。
お客様にとっても
一緒に入ってるアシスタントが
どんな人かわからないより、
紹介された方が安心だと思うし、
そうやってお客様とアシスタントの距離を
縮めてあげることは、
将来その子がスタイリストデビューした時のためにも
なるんじゃないかと思うんですね。
立ち居振る舞いとしては、
副店長が主に下の子たちと
コミュニケーションを取ってくれているので、
僕は店長として、
「近づきすぎず遠すぎず」
という距離感を大事にしています。
仕事以外でなら問題ないですが、
仕事をしている時に
あまり近くなりすぎて、
なーなーになってしまっては困るので、
その「近づきすぎず遠すぎず」の距離感は
しっかり保つようにしています。
木村直人さんから松下剛さんへの質問
Question
(air-b 木村直人さん)松下さんのサロンに対する想いをお聞きしたいです。
ご自身の役割をどう考えていらっしゃるのか、
また、サロンのためにどんな働き方をされているのかや、
どんな貢献の仕方をされているのかなど、
教えてください。
Answer
(Xel-Ha 松下剛さん)木村さん、先日はうちの後輩スタイリストが
ご馳走していただいたそうで、
ありがとうございます!!
サロンに対する想いということなんですが、
僕にとってサロンは
自分の家庭というか、家みたいなものです。
実際自宅にいるよりも長い時間、
サロンで過ごしているということもあるし、
スタッフもみんな
家族のような感覚で接しています。
なので、サロンは
守らなければならない自分のお城のような
そういう認識でいます。
そんな中での
僕の役割はというと、
今は主に、カット指導を
担当させてもらっているんですが、
ディレクターとして
メンタルのケアとか、
技術面以外での
相談役もしています。
やっぱりみんなすごく悩みを抱えているので……。
カットがどうとかパーマがどうっていう以外にも
先輩後輩間での悩みや、
メンタルな悩みも、
ありますよね。
そういう悩みに、
美容師として、人として、
アドバイスしていくのが、
僕の今の役割なんじゃないかなと思っています。
お父さんじゃちょっと老けすぎなので(笑)、
お兄さんっていう感じですかね!
そんな存在になれていればと思っています。
厳しくいうのは、
僕より少し下の後輩達がやってくれているので、
僕としては、
その指導をまっすぐ受け止められなくて
違う方向にそれていってしまう子に対して、
「そうじゃないんだよ」って、
引きとめるような役目をしています。
なんかおかしいなとか、
思い悩んでそうだなって
ちょっと気になった子がいたら、
個人面談をしたり、
呼び出して話をしたりしていますね。
悩みを聞くときのコツは、
まず話を全部聞き出すことだと思っています。
だから最初は意見せずに
しっかり話を聞きます。
それから
「昔はこうだったんだよ」っていうのは
言わないこと。
これは気をつけるようにしています。
「俺らの若い時は」って
ついつい言いそうになるんですが、
それは言わないようにしているんです。
やっぱり昔と今は違うので、
今、悩んでいるその子自身の立場に立って
考えるようにしています。
あとはお店での教育カリキュラムを
まとめて作り上げたりとか、
勉強会を開いたりとか、
技術指導の方では
新しいこともどんどん取り入れるようにしていますね。
僕はお店の中で
年齢も上の方ですし、
立場的にも
トップスタイリストという位置まできたので、
Xel-Haというお店を
盛り上げていかなくては
という責任感もあります。
接客はもちろん、
撮影や外部のお仕事にも
責任を持って取り組んで、
仕事量も増やしていきたいし、
世間にもっとXel-Haを広げていきたいなと思います。
それがサロンに対する貢献にも
つながっていけばと思っています。
それから働き方というところですが、
僕は、
行動1つからでも
先輩としての在り方を見せる
というのを意識しています。
例えば、
何か伝えるときには
抽象的に伝えるんじゃなくて、
先輩として、
豊富になった経験に基づき、
経験したからこそ見えるところを、
分かりやすく伝えるようにしています。
細かいことで言うと、
歩き方1つ
挨拶1つとってもそうです。
自分から後輩に声をかけたり、
歩み寄るようにして、
こうあるべきという姿を、
自分がまず行動で示すようにと、
心がけています。
トイレも、自分が使った後は
清掃直後と同じくらい、
すごくきれいにするようにしたり。
そういうのって
細かいことだけど、
とても大事なことだと思うんですね。
あとはそうですね、
自分もやっぱり勉強を続けているんですが、
時には後輩に交じって
ウィッグで練習したりしています。
後輩がしているのとおなじ練習を
僕が率先してやることで、
こういう練習も大事なんだなって感じてもらえると思うし、
刺激になればと思っています。
言葉ではずっと言ってきたので、
姿勢、行動で
見せていきたいですね。
なんか、すみません!
こんな感じで答えになっているでしょうか?
太一朗さんから木村直人さんへの質問
Question
(ACQUA omotesando 太一朗さん)この間、お会いしたんですけど、
お互い酔っ払っちゃってて、あまり深い話ができなかったんで(笑)。
この機会に、まじめにお聞きしたいと思います!
僕がもらったのと同じ質問になっちゃいますが、
将来のビジョンに向かって、今、何か始めてることってありますか?
Answer
(air-b 木村直人さん)太一朗さん
この間はありがとうございました!!
将来のビジョンのためにですか、
そうですね……。
airは今年10周年を迎えます。
この10年間、
代表の三人(岩田、高田、朝日)が、
常々口にしていたのは、
「しっかりとした組織を作るということにこだわっていく」
ということ。
あと、
「お客様、会社、そして働いている自分たちが、
幸せになれないと意味がない。」
ということでした。
そういう理念を持って、
airは1店舗目をオープンさせ、
8年で4店舗に増やし、
その後2年で中身の充実を図っていくという
当初からたてられていた
事業計画にしたがって進んでいて、
今、「中身の充実」に取り組む、
2年目の年にはいっています。
なので、
人材育成とサービスの向上、
商品の開発といった部分はもちろん、
結婚や妊娠に伴う補償のような、
福利厚生的な部分も含め、
キッチリ中を固めている最中ですね。
将来のために今始めていること、
というよりは、
ずっと取り組んできたことになってしまうんですが、
組織として将来を見据えて動いていく、
今、その途中という感じです。
最近始めたことでは、
老人ホームへ訪問カットに行ったりしていますね。
これはもう1年以上継続して、
会社全体でやっていることです。
あとはホワイトバンドを作成して、
社員だけじゃなく、
お客様からも寄付を募って募金したり、
いろんな会社を訪問して、
airをご利用していただきやすいような
サービス付きのフライヤーを作成したり、
などなど、
いろんなことに取り組んでいます。
そのすべてが、
今後airという組織を固めていく上で、
役に立つような動きであると、
信じています。
個人的なところでいうと、
airには色々な部門があるんですが
僕はサロン部門のなかでも
airproという
ヘアメイクのプロフェッショナル部門に
所属しており、
今の立場としては
まだがむしゃらにいろんな仕事を
頑張っている最中です。
最近はいろんな方から
「凄く仕事してるね」
「頑張ってるね! 体とか大丈夫?」
などと声をかけていただくこともあります。
全然大変じゃないわけではないですが、
「やれるのも今のうちだから」
という気持ちもあり、
「スタッフにこれぐらいまでできる、
っていうところを見せたい」
というのもあります。
また自分としても、
壁を越えていきたいという思いがあるので、
その気持ちで頑張れているところはあります。
そういう意識で仕事に取り組んでいること、
それ自体が、
組織を作ることにつながっていると思うし、
将来のビジョンにもつながっていると思っています。
ちょっと答えになっていないかもしれないんですが、
僕は今のところ独立とかの願望はないし、
ただひたすら、
airという組織を作るということに、
一番情熱を注いで、頑張っています。
それが本当に満足できるレベルに達したら、
次の展開を、
自然な形でairが用意してくれると
考えているので、
今はまっすぐお店と技術のことを考えている、
そんな感じです。
これで答えになっていますかね??
三笠竜哉さんから太一朗さんへの質問
Question
(Tierra 三笠竜哉さん)将来のビジョンにむかって、
今大切にしていることは何ですか?
動き出していることって、ありますか?
Answer
(ACQUA omotesando 太一朗さん)僕がいるACQUAは今、
全国制覇を掲げています。
やっぱりやるからには
とことんやりたいし、
海外進出も視野に入れて、
ナショナルブランドになることを
目標にしています。
なので、これから
地方にもどんどん出店していく予定です。
それにあたり、
僕自身は、
どういう風にお店づくりをしていくべきなのか、
っていうのを考えるようにしています。
いろんな本を読んだり、いろんな話を聞いたり。
今そういう勉強を
しているところです。
全国各地のいろんな美容室や、
そこで働く美容師さんのことが
書かれたものなどはもちろん、
美容業界とはまったく関係ない分野のものも、
たくさん参考にさせてもらっています。
業種が違っても、
自分たちの仕事に置き換えて考えると、
ためになることは
すごく多いんです。
特にサービス業界を対象にしたものは
参考にしやすいですね。
あとは日本を代表するようなブランド、
トヨタとかホンダとかナショナルといったような、
そういうブランドについて書かれたものなんかも
読んでいきたいと思っています。
そういう、ためになりそうなものは
どんどん読んだり聞いたりして、
吸収していきたいですね。
あとは僕、
以前もお話をしたかと思うんですが、
太一朗ノートっていうのを作ってるんですね。
そのノートに
日々気づいたことを書きとめてるんですが。
内容は、美容の技術とかデザインのことだけじゃなくて、
自分の思い描く美容室像や、
サービス内容、システムなんていうことに関しても、
思いついたことや考えていることを、
書くようにしているんです。
それを少しずつ書きためていって、
将来のイメージ作りも少しずつ
進めている感じです。
表参道店の店長に就任して、
3年目になるので、
就任したての頃に比べれば、
少し受け皿というのか、
キャパシティは広がったんじゃないかと思っています。
サロンのマネジメントを通じて、
手ごたえを感じたり、
様子を見たりしてやってきて、
もちろん今もそうだし、
まだまだ日々学ぶべきことが
沢山あるんですが、
一歩先に進んだところで考えていきたいです。
自分のお店という小さな単位ではなくて、
ACQUAとして、
組織として、大きな単位で考えていきたいです。
僕達はACQUAとして、
「美容業界においてのナショナルブランド」
というコンセプトを掲げる以上、
国を代表するブランドになるという、
志をしっかり持って、
組織として成長していかなくちゃいけないんだと
思っています。