MARBOHさんから中村康弘さんへの質問
Question
(anti lagoon MARBOHさん)デビューしたてのスタイリストにお客さんをつけるための
テクニック(取り組ませていること)を教えてください。
Answer
(Tierra 中村康弘さん)MARBOHさん、ありがとうございます。
これはきっとみんな共通の悩みですよね。
スタイリストになりたての時って
「もうアシスタントじゃない」、ということで
いろんなことができるような気になっちゃうことが多いんですよね。
気分的に「卒業した」って感じになっちゃう子が多い。
一瞬気がゆるみやすい時期だと思うんです。
なので、その時期に卒業気分にならないように
できるだけ活躍しているスタイリストや、
売上のあるスタイリストの近くにいてもらって、
その仕事を見てもらうようにしています。
「勉強のために、他のスタイリストの仕事を見るように」と
ただ言うだけだと曖昧なので、
例えば、お客様がいらしたときに
デビューしたての子に
「カウンセリングを一緒に聞いてみる?」
などと声をかけたりします。
アシスタント時代って、技術のトレーニングを中心にやるので
実際にスタイリストになって最初に必要になる
カウンセリングのトレーニングって、
実はほとんどできていなかったりするんですよね。
僕がカウンセリングするところを実際に聞くことによって
そのスタイリストから、質問も出てくると思うんですよね。
そこで会話が生まれますし
アドバイスしてあげることもできます。
「あのお客様はいつも同じ髪型を希望されるけれど、
実はいつも新しい提案をしたうえで、
やっぱり同じのがいい、という話になっているんだよ」とか。
そういう具体的な話をすれば、実際にそのスタイリストも
「自分のお客さんだとしたらどうするだろう・・・?」と
考えることができると思うんです。
この「この人が自分のお客さんだったら・・・」と考える時間を
できるだけたくさん作るようにするということを大事にしています。
VANさんからMARBOHさんへの質問
Question
(Double VANさん)前にもMARBOHと話したことがある話題なんだけど、
antiさんって、サロンが一店舗になって、
スタイリストの休みをいろいろ変えていると聞いています。
あれだけ大きいサロンだと、スタッフの仕組作りも大変だと思うんだけど
アシスタントの休みやシフト組みって
どうやっているのかということを教えて!
Answer
(anti lagoon MARBOHさん)うちは、全然複雑じゃないですよ。
単純です。
今は、お店を無休にしているんですが、
スタッフを2つのグループに分けてるんです。
火曜休みのグループと、
水曜休みのグループに分けているだけです。
アシスタントのお休みは、
自分が属しているグループのお休みになります。
アンティもチーム制なんですが
4チームに分かれています。
ひとつのチームにスタイリストが2~3人で、
アシスタント3~4人でチームを区切っています。
スタイリストとアシスタントの組み合わせは、
チームによってはユニット制でアシスタントをつけているところもあるし
マンツーマンでつけているところもあります。
アシスタントの目標って、
まずは「スタイリストを目指す」ということだと思うんですが
スタイリストデビューがゴールじゃないですよね。
スタイリストになってもすぐにお客さんがバンバン入るわけじゃない。
そこで、antiでは、
ある程度お客さんを引っ張ってこれるようになったと
判断できる数字を設けていて、
そこをクリアしたスタイリストだけが
フリーのお客さんをとれるようにしています。
そこにいくまでは、基本的に、デビューしてからも
スタイリストのアシストにまわる。
具体的には、自分にアシスタントがいないとまわらなくなるくらいまで、
ずっとアシストをさせます。
スタイリストになるということは
お店に還元するということだと思うんですよね。
でも、デビューしたての子は
数字(売上)では還元できない。
だから、お店のために下の子を教育したり、雑務をしたりして
何かお店のためになる、お店に還元できる方法をとります。
デビューしたばかりの子には、
1年生がやるような床ばきに戻って
お店の雑務も積極的にしてもらうんですよ。
そうすることで
スタイリスト=ゴールではない仕組みを作るようにしています。
吉沢ジュンさんからVANさんへの質問
Question
(LIPPS omotesando 吉沢ジュンさん)Doubleさんって、山下さん、上原さん、VANさんの
3チームのチーム制でやっていると聞いたのですが
そのメンバーは固定されているんでしょうか?
それとも、山下さん、上原さん、VANさんという3人だけが決まっていて
中は変化しているんでしょうか?
その3つのチームの仕組みを知りたいのと、
チームを作ることの良さ、もし固定しているのであれば
固定していることの良さを教えてください。
リップスは、一人のスタイリストに対して一つのチームなんですが
いいところはぜひ真似したいと思っているので
3つのチームの特徴や利点、
これから変えていきたいと思っている点などがあったら教えてください。
Answer
(Double VANさん)吉沢さん……。
本当に毎回毎回、僕にふってくれてありがとうございます(笑)。
あれ? どうしてうちがチーム制だって知ってるんでしたっけ?
あ、前、リレーで話したのかな。
ちょっと前までは、3チームだったんですけれど
今は、大きく分けて2つのフロアで
上原さんと僕の、2つのチームでやっています。
最初はうちもスタイリストごとにチームを作ったんですが、
そうすると、やっぱりスタイリストによって
アシスタントの仕事量や忙しさのムラが出るんですよね。
ハントにばっかり出ているアシスタントがいたり。
結果的にいろいろやっていく中で、
ぼくと上原さんのチームで
スタイリストの売上が均等になる感じで分けてから、
アシスタントを2チームに分けるようになったんです。
僕のチームと上原さんのチームは
システムも違うのですが、
僕のチームはここ1か月前くらいから
ちょっと新しいやり方にトライしています。
今まではずっと
僕のチームをさらに細分化して、チームをつくっていたんですけれども、
そうすると、自分のチーム以外の仕事を見なくなっちゃうし、
同じサロンの同じフロアで働いているのに
自分がついているスタイリスト以外の仕事が関係なくなっちゃうんですよね。
人のチーム、って、割り切っちゃったりするんです。
そういうデメリットが出てきちゃったので
つい最近、またやり方を変えたばかりなんです。
ちょっとややこしいんですが、説明しますね。
僕のチームは、僕を含めて5人のスタイリストがいるんです。
僕がA、ほかの4人をB、C、D、Eとします。
アシスタントは12人いて、
僕の固定のアシスタントチーム+3人の班長をつけた3つのグループの計4班があります。
これをa 、b、 c、 dとします
それで、このスタイリストとアシスタントの組み合わせを
シャッフルすることによって、常にいろんな人の仕事を見られるようにしているんです。
例えばある日は
Aのスタイリストにaグループとbグループのアシスタント
BとCのスタイリストにcグループのアシスタント
DとEのスタイリストにdグループのアシスタント
だとしますよね。
次の日は,
AとBのスタイリストにaグループとdグループのアシスタント
CとDのスタイリストにbグループのアシスタント
Eのスタイリストにcグループのアシスタント
というようにして、
毎日ランダムに組み合わせをずらしたり、変えたりして
固定しないようにしています。
このやり方だと、
アシスタント全員の仕事量が、あまりムラがなくなりますし、
いろんなスタイリストの仕事を見れます。
僕の固定のアシスタント(a)の子たちも、
僕以外のほかのスタイリストの仕事が見れるので
今のところ、今まで試した方法の中では、一番ベストかな、と思っています。
僕たちも、いろんなサロンのチーム制の話を聞いて
いろいろやってきました。
例えば、売上が低いスタイリストにアシスタントをつけないという方法もあると思うんですが
それだとお客様に対してもムラが出ちゃうと思うんですよね。
やはり、どんなスタイリストだとしてもアシスタントがついているというのが
お客様にとっても平等かな、とか。
チーム制って、メリットもデメリットもあると思うんですけれど
サロンが大きくなるほど
不平等が出ないようにするのって難しかったりするので
そこを気にしないといけないと思っています。
Doubleで大事にしているのは
ある程度、アシスタントの仕事率を均等にすること
常に暇だと、仕事に対する姿勢まで暇な仕事になっちゃう。
なので、緊張感を持たせる意味でも
今のやり方がいいかなと思います。
スタイリストにとっても、いろんなアシスタントがつくということで
いつでも見られているという緊張感が生まれますし。
スタイリストにもいい影響を与えるチーム制
アシスタントも均等に忙しくなっていい影響を与えるチーム制を
目指しています。
鈴木定さんから吉沢ジュンさんへの質問
Question
(pace 鈴木定さん)アシスタントの子に、はさみとか、そのほかの道具について
どういうものを使うといい、などとアドバイスしていますか?
僕は、道具にすっごくこだわっちゃうタイプで、
最近は富山まで、はさみを作りに行きました。
全部鉄でできているんです。
Answer
(LIPPS omotesando 吉沢ジュンさん)はさみは、お店のオリジナルのシザーがあるので
それをとりあえず買ってもらってるんですね。
特長は、ブラントの切れ味がいい、というところでしょうか。
うちって結構ラインを重視してやっているんですけれど、
このオリジナルシザーは、インチのわりに刃先が長いので
スパッとラインどりがしやすいんです。
あと、僕の場合は最後に、チョップカットをよくするんですね。
オリジナルシザーはブラントで切っていく分にはいいんですけれど、
チョップカットで切るには小まわりがききにくい部分があるんです。
ですので、その場合に使うはさみについては
刃先の薄さだったり、刃先の短さだったりという部分に関して
自分の経験の範囲内でアシスタントに伝えています。
オリジナルのセニングは、すきが弱い感じのものです。
一発でばんばんとれるものではなく
なめらかにとっていく感じですね。
繊細な柔らかさが出しやすくって
うちが撮影で出しているような感じが出しやすいものです。
はさみ以外のブラシなども、だいたい同じのをそろえています。
自分についている子には、
「最低これだけ持っていたらいいよ」とアドバイスして
その道具は同じワゴンに入れています。
これは、同じ道具を使うことによって、指導がしやすくなるからですね。
同じくらいの角度で同じくらいのテンションで同じ熱をあてたときにこうなる、というのは
ある程度、あわせておいたほうが教育しやすいので。
コームはアシスタントにおまかせなんですけれど
やっぱり聞かれますね。
「なんでそれを使うんですか?」って。
コームは、大きさでも、色でも
存在感を出したいかどうかというのがあると思うんですよ。
例えば、赤だと存在感でますよね。
僕は灰色なんです。
僕は、コームが髪になじむ感じが好きなので灰色を使っています。
コームを空気のような存在で使いたければ
僕みたいな色を選ぶだろうし
コームの存在を感じさせたいなら
はっきりした色を選ぶと思うんですよね。
アシスタントも自分でやっていくうちに
この部分はこの先輩のマネをしよう、
この部分はこの先輩の感じで、というふうに
選び分けていくみたいです。
ムッシュ豊田さんから鈴木定さんへの質問
Question
(afloat-f ムッシュ豊田さん)サダムさんって、すごく忙しくて
時間のない中でサロンワークをしていると思うのですが、
お客さんを満足させたり、クレームが出ないために、
アシスタントにどんなことを気をつけさせていますか?
接客や技術などで、日頃から口うるさく指導していることを教えてください
Answer
(pace 鈴木定さん)いつもアシスタントに言っていることは、
「美容師としての自覚をもちなさい」
ということです。
アシスタントってどうしても自分のお客さんじゃない、
という気持ちになってしまいがちなんですよね。
結局、切っている人、つまりスタイリストが
最終的なすべての責任をとると思っていたりするんですけれど
でもスタイリストのお客さん、ではなく
お店のお客さんだ、という考え方を強くしたほうが
その先、自分のためにもなると思うんですよね。
あなたたちはもうプロとしての美容師であるということ。
アシスタントだろうが、スタイリストだろうが
お客さんにとってはあなたたちはプロなんだから
その自覚を持って、といつも言っています。
あとは、若いスタッフならではの
フレッシュさを大事にしなさい、と。
「失礼いたします!」と
元気に、目を見て言うように指導しています。
技術に関しては
完璧にできるようになるまでは
お客様には入れないようにしています。
あ、あと、よくアシスタントに言うことは、
うちは、大きいお店ではないので
ちゃんと気をつけていれば、
どこにいても会話がわかるはずなんですよね。
だから、自分がどんな作業をしていても、
サロンのお客さんの会話を全部聞くようにしなさいと言っています。
同じ会話を二度も三度も繰り返さないように、と伝えています。
JUNさんからムッシュ豊田さんへの質問
Question
(Bivo PHASE JUNさん)ムッシュさんお久しぶりです!
ちょっとお恥ずかしい質問なのですが、
僕、お姉系(ギャル系)とかゴージャス系のお客様の
リターン率がめっちゃ悪いんですね……。
アフロートさんってそういうお客様って多いんではないかと思いまして、
ずばりお姉系、ゴージャス系のお客様をつかむための
接客ポイント教えて下さい!
もちろん技術やルックス面もあるとは思うんですけど…(涙)。
Answer
(afloat-f ムッシュ豊田さん)ご指名ありがとうございます!
御無沙汰しています。
JUNさんがおっしゃる
お姉さん系って、モテ系な人たちってことですよね?
まず、お姉さん系のお客さんだと
すっごいいいパーマを紹介してあげるんです。
今だとエアウェーブだったり、オーディスの機械を使うデジタルパーマ。
そのタイプのお客さんは、巻きをすっごく大事にしているので
毎日巻かなくてもいいようにパーマをかけてあげると
すっごく喜んでくれるし、
100%に近いくらいリターンしてくれるんですよね。
もちろん、「いままでかけたことあるけどイマイチだった」と言う人もいるんですが、
そういう人って、パサついているんですよ。
だから、「絶対にパサつかせないから、パーマかけよう」って言います。
で、3か月くらいでリターンしてくれたときも
パサついていない状態で戻ってきてくれます。
お姉さん系のお客さんに対しては
絶対に傷ませないのが第一条件。
こういう人たちはカラーリングもしているし、
髪の傷みに対して敏感なんですよね。
だから、自分の中で100%の自信で
「この髪質ならいける」と思ったら
パーマを提案してあげて
傷んじゃいそうなら絶対にやらないようにする。
無理にやって傷ませたら
絶対にリターンしてくれないので。
100%自信があるときだけかけます。
薬剤選定もあるんですが
ポイントは髪質ですかね。
そのときの状態を見極めるのが大事だと思います。
最近だと、このタイプのお客さんからオーダーが多いのは
「巻き髪っぽくないように」というオーダーですね。
外人風クセ毛というのがオーダー多いです。
なので、前までは一定方向に
ロッドを巻いていたけれど
今はフォワードとリバースとミックスして巻くことが多いです。
接客はほかのお客さんとあまり変わらないです。
お姉さん系の人たちは、確かにスタイリングに時間をかける人たちなんですが
スタイリング方法とかもよく知っているので、
乾かし方と顔まわりのブロー、
前髪の方向性のつけかたを教えてあげるくらいの感じですね。
あとは特には教えてません。
逆にみんな知っているので。
あと気にしていることがあるとしたら、
JUNさんがおっしゃるように
afloatってお店のカラーが原宿よりではないので、
自分たちの服装が原宿系ではない感じ
普通の服装にするようにしています。
岡村享央さんからJUNさんへの質問
Question
(MINX central 岡村享央さん)JUNさんって、すごく技術がある方だと思うのですが、
見た目が個性的じゃないですか(笑)。
一瞬怖い人に見える(笑)。
すごくギャップがあると思うんですよね。
そのお客さんの中のギャップというか、そういうものがある中で、
どのような形でお客さんと信頼関係をつくるようにしているのかな、と。
そのあたりを聞きたいです!
Answer
(Bivo PHASE JUNさん)岡村さんご指名ありがとうございました!
岡村さんにご質問頂けるなんて
正直メッチャ嬉しいっす!!
では早速なんですが、
僕「一瞬怖い人」ではなくって
サロンワーク中は「ずっとかなり怖い人」なんですよ(笑)
だから実はあまりギャップは無いです……。
基本的に典型的B型(B型の皆さんすみません!!)で
自己中&短気!
ただ1つだけ良い所を挙げるとしたら、
興味の無いことには全く興味を示さないけど、
好きなことにはめちゃめちゃエネルギーを使うし、
マニアックにもなれるっていうところですかね?
当たり前ですけど
僕、美容大好きなんですよ。
だからサロンワークだと
ついついテンション上がりすぎちゃって……(笑)
でもなんていうのかな~
もしかしたら勘違いかもしれないけど
僕をずっと指名して下さっているお客様って、
僕自身がお客様1人に対して
超真剣勝負してるってことを
感じて下さっているんじゃないかなと思っています。
怖い時もあるけど
この人は私のヘアスタイルに対して
誰よりも素敵にしたい! って気持ちを持ってくれている。
いや~ホント勘違いだったら嫌だなぁ~(笑)
でも最近、
瞬間湯沸かし器のような性格が
少しソフトになってきたなんて
言われたりするんですよ……。
やっぱ歳かなぁ(笑)
これからも「絶対妥協しない!」姿勢は
貫いていきたいと思っています。
大野喜郎さんから岡村享央さんへの質問
Question
(ZACC prime 大野喜郎さん)最近、すごく悩むというか、
自分でも考えながらやってることなんですけれど
人を好きになったり、ものづくりに対して情熱がない人じゃないと
美容師って無理だと思うんですよ。
でも、そういう部分って一番教育が難しい部分ですよね。
そういう気持ちの部分のところって、
どういう伝え方するとスタッフってのびるんでしょうか?
という質問を、ぜひ、岡村さんに!
Answer
(MINX central 岡村享央さん)はい。また難しい質問ですね……(笑)。
確かにこの仕事、好きじゃないと続けていくのは難しいです。
じゃあ、僕がスタッフにどういうことを伝えるかというと、
当り前のことなんですが
人として重要なことをやろう、ということです。
僕たちは一美容師である前に、一人の人間であるっていうこと。
そういう部分をしっかりと伝えます。
じゃあ、人として重要なことって何かというと
自分のためではなくて
周りの人のためにどう役立つか、というところ。
いわゆる「人間力」というか、そういう部分を高めるようなことですね。
迷った時は
「自分がやっていることが正しいかどうか」と考えなさいと言います。
正しいかどうか、の基準は
「周りの人に迷惑をかけていないかどうか」ということ。
美容師である前に、一人の人間として正しくあれ、ということです。
そういう基本があれば、
どういう場所でもどういう仕事をやっても生きていける。
MINXでは、カットやパーマ、カラーリング……などの
技術的なことを勉強をするS pro(エスプロ)というのがあるんですが
それとは別にS pro2(エスプロ2)というのがありまして
それは、接客だったり、心のマナーだったり、
人と人とのコミュニケーションだったりする部分を勉強する時間をとっています。
「高橋塾」、「岡村塾」みたいな形で、定期的に話をすることをしたり
外部の方をお呼びして講習してもらうこともあります。
それが直接、そういう「人間力」向上に役立っているかどうかはわかりませんが
技術の伝承だけではなく、
そういうコミュニケーションの時間も大事にしています。
角薫さんから大野喜郎さんへの質問
Question
(ACQUA harajuku 角薫さん)年齢も同じの大野さんに。
最近、私、店長になっていろんなことを勉強しているのですが、
その中でクレームへの対応というのがあります。
クレームを言ってくださるお客さんに対してはとても感謝しているのですが
大野さんは、クレームの対応でどのようなことを心がけていますか?
Answer
(ZACC prime 大野喜郎さん)むうー……。
難しい質問ですね。
角さんも言うように
クレームというのは本当にありがたいことなので
まず、そう思って聞いています。
お客様の言葉で気づくことが多かったりしますし。
些細なことで、他のお店にいってしまうお客様が多い中
わざわざ口に出していってくださるお客様には
やはり感謝しています。
だから、スタッフに対しても
「クレーム=怖いもの」ではないと
そういう教育をしています。
クレームがきちゃった場合は
ただ、お金を返せばいいというものではなく
一度サロンに来ていただいて対応するようにしています。
心がけているのは、
感謝の気持ちをもつこと
ちゃんと受け止めることですね
ただ、かといって
クレームがこないような仕事をすればいいという教育だと
それはつまらない仕事になっちゃうから。
そこは気をつけつつ。
クレームを言っていただけるお客様をもっと大事にして
お客様目線でものごと考えていくということは
本当に大事だと思います。
薫森正義さんから角薫さんへの質問
Question
(Double 薫森正義さん)角さんには、すごく人を取り込む力、魅力があると思うのですが、
朝礼、終礼などで、アシスタントたちの気分を盛り上げたり、
ポジティブな気分になってもらうために、
言い方や伝え方で気にしていることはありますか?
僕自身もできるだけ盛り上げて発言しようと思うのですが
まだまだうまくいかないときもあるんです。
Answer
(ACQUA harajuku 角薫さん)まず、薫森さんにありがとうございます!
アクアでは、朝礼と終礼、両方あるのですが
終礼は3つのチームごとにやって
基本的には一日の反省を中心にやります。
朝礼は全体でやるので、特に私は朝礼で
スタッフのモチベーションをあげるということを気にしています。
一番心がけているのが
とりあえず、全スタッフの表情や雰囲気を読むということ。
そのときの空気を感じて
スタッフがあんまり、引き締まってないなというときは
今日一日どう過ごすかということを
ちょっと表情をかためにして、気分をしめる感じでやるようにしています。
朝礼では私とリーダーが話をするんですが、
リーダーからの話の内容が重めの内容だったりすると
スタッフの表情が暗くなったり、わりと笑顔がなくなったりするので
この空気で営業に入らないように、
できるだけハッピーな話、感動した話をするようにします。
前日の営業で感動したこととか、
前日の動きに関してスタッフをほめたりとか。
みんなが自然と笑顔が出るような話をするように心がけています。
掃除の前に朝礼をするんですけれども、
掃除から、みんなのモチベーションがあがるような
内容で話をしめるようにしています。
暗い状態で終わらないように。
一週間の中で同じことを話すことも多いですね。
みんなに言葉が浸透するまで繰り返し伝えるようにしています。
こういう朝礼とかで、いろんなスタッフが話をするんですけれど、
私が一番声、大きいと思うんですよ。
「おはようございます」という挨拶や
話をするときの声って私が一番声が大きい。
朝イチだと、スタッフに話すときも緊張することはするんです。
でも、今日一日スタートするという部分で
今日一日の始まり、「初心」という部分を大事にして
大きな声で、いい意味で緊張感を持って、
初心に戻って、一日を始められるようにしています。
そして最後に、一番大事にしている部分ですが
みんなに対しての感謝の気持ちをもって
自分の想いを熱く語ります。
熱く語りすぎて、スタッフには「朝礼の話が長い」と指摘されることもありました(笑)。
とにかく、一人ひとりの目を見て
スタッフの表情を感じて
気になるスタッフがいたら、掃除のときなどに声をかけるようにしています。
話がまとまりなくてすみません!!
伝わりましたでしょうか・・・。