木附紀子さんから高橋俊友さんへの質問
Question
(ZACC copain 木附紀子さん)アシスタント時代に辞めたいとか辛いとか
思ったことはありますか?
その時に、支えになった人や言葉ってありますか?
Answer
(GARDEN 高橋俊友さん)一応一生懸命考えてみたんですが
正直、僕、辞めたいと思ったことは一度もなくて
アシスタントの時って、全ての言葉が刺激だったり
やる気になったりしてたんですよね。
叱られても褒められても
どんな言葉でも吸収してやろうって気持ちだったので
全ての言葉が励みになったし。
今思い返すと、「この言葉」が支えになりましたっていうのはないんですが、
僕がアシスタントだったときは、
1年以上、ひとりのスタイリストにつくシステムだったんですね。
だから単純に背中を見ていました。
前のBEACHの桜井さんの話にもあったんですが、
本当にスタイリストに毎日毎日くっついて歩く。
プライベートでも仕事でも、とことん背中を見てきたって感じです。
特に「この言葉」っていうのはないんですが、
背中を見て学んできたことが一番刺激的だったかなと思います。
今でも思い出す先輩の言葉といえば、
下の子を思いやっているような言葉っていうのではなく
ただ思ったことを正直に口にした時だったり
毎日怒られてばかりいたのに「あの仕上げよかったじゃん」って
ぽろっと言ってくれた時だったり、
そういうのは嬉しかった記憶があります。
あ、そういえば
僕、初めてついた
メインのスタイリストがカズさんだったんですけれど
(現・Birth吉田和晃さん)
お客さんの前で、カズさんに
カットコームをのどにつきつけられたときは
本当に死ぬかと思いました(笑)。
その時、カズさんに指示もらわずに、
カラーをぬりはじめたら
「お前何やってんだ」って言われて、
お客様の前でカットコームをつきつけられたんですよね。
今、そういうスタイリストっていないじゃないですか。
お客様の前でも自分のスタッフを怒る、
そういう態度が僕らにもっと必要とされているのかなと思います。