岡村享央さんから塚本繁さんへの質問

  • 2007年06月26日

Question

(MINX central 岡村享央さん)
塚本さんって、とても無駄のない人のような気がしています。
おそらくアシスタントの頃から、
先の仕事や自分の将来をいろいろイメージしながら
仕事していたのではないかと思っています。
そこで、質問です。
自分が『こうなりたい』というイメージに対して、
アシスタント時代、どういう努力をしてきたのでしょうか。

Answer

(K-two AOYAMA 塚本繁さん)
ご質問ありがとうございます。
岡村さんとは最近よくご一緒させてもらって
勉強いっぱいさせてもらっています。
ありがとうございます!

で、質問に関してですが、
アシスタント時代の努力……ですよね。
自分がこうなりたいというイメージは
近くのことも遠くのことも含めて
まず「見る」ということがスタートです。
見るというよりは目で感じるという表現のほうが
近いかもしれませんが……。

見るということは、正直、当たり前にほとんどの人ができるものです。
だから誰も、見るということに努力という言葉を使いません。
そうではなくて目で見、感じるという努力をすること、
これが非常に大切で、
それを僕はアシスタント時代はもちろん、
今もなおずっとしています。
そうすると、仕事の段取り、状況、先読みという能力は自然と向上するし、
その中で、自分がやっていきたい方向、
仕事を見つけ、それを具現化できるようにしていきます。

で、実際に「こうなっていきたい」ということを具現化するためには
上記のことをベースに、まず「描くこと」をします。
頭でえがくのではなく、実際に描く! です。
そうしたら、目で感じることができますよね?
自分の描いた文字から想いや情熱が……。

不思議なんですけれど、描いた文字を目でとらえれば、
そのための努力というものは、自然とやるべきことが見えてくるし、
わかってくるもんです。
この努力の方向性というのが大切で……。
努力は誰もができるし、僕がした努力というのも
他とそんなに変わらないと思います。
ただ、この努力の方向性を見つけられる「目の育成」と「描くこと」。
強いて言えば、この2つのための毎日の努力はずっとしてきましたし、
これからも続けるつもりです。