木村直人さんから三笠竜哉さんへの質問
Question
(air-b 木村直人さん)撮影に関してアシスタントに
どういう教育をしていますか?
また、撮影についているアシスタントは
どういう選び方をしていますか?
Answer
(Tierra 三笠竜哉さん)僕がアシスタントに対して求めることって
一番はモデルさんに対して
「その場の空気が明るく楽しく」感じられるような
そういう空気を作ってもらうことです。
お客さんと同じで、
「またあのお店でやってもらいたい」「またあのお店にいきたい」って
思ってもらえるような、
そういう空気を作ってほしいということをよく言っています。
あとは
編集さんやライターさんの仕事がスムーズに進むように
気配りをすること、ですかね。
撮影に対してアシスタントに求めることは、
ほとんど気持ち的なことです。
例えば、技術的なことっていうのは
アシスタントにやらせるところはほとんどなくって、
ベーシックなところ(ブローとか)くらいなので。
そういう技術的なことよりも、
アシスタントがその撮影場所にいくことで
今、一線でやっている人の仕事を
目に焼きつけてくれればいいと思うんですよね。
だからいつも
「僕の作品ではなく、他の人の仕事をよく見るといいよ」
と、言っています。
撮影に連れて行くアシスタントは、
基本は、営業でもついているアシスタントを
メインで連れて行くんですけれども
本当に勉強したいとか、
向上心のある人は、連れて行くこともある、と
サロンでは伝えています。
鈴木定さんから木村直人さんへの質問
Question
(pace 鈴木定さん)青山店から渋谷店にうつって、
お客さん層も若くなったりして
変化があると思うんですが、
撮影に関しても、そういう部分を意識して、
作るスタイルが変わったりしていますか?
Answer
(air-b 木村直人さん)サダムさんお疲れ様です。
撮影に関してということなのですが
air-b(渋谷)はオープンして1ヶ月、
そして渋谷の中でも公園通りという土地柄のため、
比較的大人めなお客様が多く来店しています。
従って、今のところ
お店のなかで検討はしていますが、
表には出せていないのが現状です。
でも、個人的にair-bは
airの中でもメディア等を意識した
サロンになれるよう頑張りたいので、
新しい打ち出しを考えています。
今は新しく導入したairwaveや、
明るめのカラーリングを研究中ですので、
それを生かした新しい動き感や
若めの方が好む様な色味を
組み込んだヘアを打ち出したいと思います。
これからまた進化したairを見せられるように
頑張っていきます!!
青木大輔さんから鈴木定さんへの質問
Question
(TIECHEL 青木大輔さん)サダム君っぽさって、どんなの?
(って、質問、短すぎる?)
Answer
(pace 鈴木定さん)僕っぽさ……、ですか。
一般的にやっぱりCanCamぽいって感じでしょうか。
やっぱり、CanCamが多いので。
僕っぽさって、
アイロンのふわっとした質感だと思うんですけれど。
そうですね。
言ってみれば、巻いたのをくずした感じの
ウェーブスタイルとアイロンの間のスタイル。
そいういうやわらかい感じを意識しています。
髪の毛の、束の厚さが特徴かもしれないです。
束感って、僕は出さないので、
束でごろんとしたカールよりも
シルエットっぽい感じ。
ふわふわっと空気がいっぱい入っている
シルエット重視のスタイルですね。
後ろ髪とかも、
ふわっとしていたり。
そういう感じ。
360度まわっても、ふわっとした質感。
それが自分らしさですかね。
今は。
星ゴローさんから青木大輔さんへの質問
Question
(NATURA 星ゴローさん)青木さんって、サーフィン系の雑誌のヘアメイクをやっていらしたり、
雑誌の幅がすごくあると思うんですけれども、
自分の好きな色やテイストというのを、全面に押し出すタイプですか?
その足し引きのさじ加減って、どんな感じでやってますか?
また、そのさじ加減をジャンルによって変えたりしていますか?
Answer
(TIECHEL 青木大輔さん)えーと。
撮影に関して、ですよね。
僕の場合は、雑誌やサイトを作る人の求めているものだとか
読者が求めているものを考えて
その上で、どれくらいの自分のテイストを入れるべきか
というのを考えながら、撮影をやっています。
なので、星君の質問の中に
サーフィン系の雑誌の話がありましたが、
サーフィン系の雑誌では
「僕らしさ」みたいなものを
求められていると思うので、
そこでは、自分の好きなテイストや
自分らしさを出したりしています。
この間のサンドリヨンの撮影とかだったら
サイトを見て、
読者の子たちが
「この髪型にしたいな」と思ってくれるようなスタイルでありつつ
でもどこかインパクトがあるような髪型、
ということを考えながらやっているかなー
と思います。
なんか、こういうこと話すのって、照れますね(笑)。
河野悌己さんから星ゴローさんへの質問
Question
(GARDEN 河野悌己さん)僕のイメージだと、星さんって、
コンサバ系のスタイルがお得意なイメージで、
撮影もやっぱりコンサバ系が多いと思うんですが
例えばカジュアル系の雑誌とか、
普段あまりやらないジャンルとか、
得意分野じゃないジャンルをやる時って
どんなことをポイントにしていますか?
Answer
(NATURA 星ゴローさん)確かに、カジュアルよりや、
ナチュラルなスタイルのオーダーって少なくて、
やっぱり、そういうジャンル、
普段営業であまりやっていないものを
実際に撮影でやる時って、
下準備をすごくします。
やっぱり、ずっとやっていないと
下手になってしまうと思うので。
自分の場合はイメージトレーニングをすることが多いですね。
具体的にいうと、
普段サロンワークではやらないような
with non-no MOREとか、読んで
いいと思うスタイルの、
好きなポイントを記憶させるというか、
そういう感じです。
撮影に関して言うと、
カテゴリー分けとか企画を大事にするのが一番で、
そこで、自分の色をつけていくっていう感じが多いですかねー。
実際、撮影前には練習もします。
得意なジャンルはやらなくてもできると思うんですけれども
まあ、言ってみれば不得意なジャンルは
できる限りモデルさんをよんで練習します。
イメージトレーニングだけでは
実際とズレることもあるので、
しっかり練習します。
木村亜沙美さんから河野悌己さんへの質問
Question
(K-two AOYAMA 木村亜沙美さん)河野さん!! 新しいデザインって、
どうやって発想しているんですか?
Answer
(GARDEN 河野悌己さん)木村さん、ご指名ありがとうございます!
基本的に、GARDENでは、
先々のデザインを率先して考えていくチームがありまして
ガーデンプロジェクトチーム、
略してGPCと呼んでるんですが(笑)、
森内とか、別所とか、ちな(秋葉さん)とか、くみとか(布瀬さん)とか、
デザインだけではなく、
ケミカルとか、メイクとかも考えた上で
話し合いをしながら、シーズンごとのデザインを提案するチームです。
で、そこでは、やはり
お客様と接している中から吸い上げるデザインと
季節感から考えるデザインと
その2つを重視しながら、
新しいデザインを考えるようにしています。
撮影での自分の中での新しいデザインというのは、
顔まわりの変化をわかりやすく出していくという感じでしょうか。
シルエット、質感、顔まわり
ここをポイントに何かを変えていくという。
あとは、旬の有名人の頭を
いち早くチェックするようにしています。
でも、やっぱりお客様が本意じゃないのに
「新しいから」といって
デザインを押し付けるようなことはしたくないので、
合理性のある、
お客様にも喜ばれるデザインでないとダメだな、ということは
いつでも意識しています。
ムッシュ豊田さんから木村亜沙美さんへの質問
Question
(afloat-f ムッシュ豊田さん)撮影の前日って、何考えてます?
Answer
(K-two AOYAMA 木村亜沙美さん)仕事が入ったその週のうちに絵コンテを書いてイメージを作ります。
私、意外と真面目なんです(笑)。
でも、それがノートになっていたりしてるんです。
あとは雑誌見たり、夜とかスタイリングのレッスンをしています。
マンネリ化をしないように。
例えば今日(編集部注:5月22日取材)、サンドリヨンの撮影で、
昨日まさに撮影の前日だったんですけど……
昨日は出張だったんですけれども、
なにげなく見た雑誌だったり、
歩いている人のここが角度がいいとか
それをパズル形式で頭の中で考えて
気になるものは写メールをとったりするんです。
結構はやい段階に絵コンテで考えてたことでも、
前日にふとひらめいたことで
予定が変わったりもします。
タイプとしては、
企画が入ったら、ずっと考えているタイプです。
ちょっとした時間、お茶しているときだったりしても
「こんなスタイルどうだろう?」って人に話したりして、
盛り上がったりもする。
雑誌の撮影が入ってなかったとしても
私だったらこうすると
セッションすることが多いです。
高木裕介さんからムッシュ豊田さんへの質問
Question
(U-REALM 高木裕介さん)撮影の時、自分らしさというのを
どうやって出しますか?
Answer
(afloat-f ムッシュ豊田さん)普段から、雑誌は一通り見ます。
よく見るのは海外のヘアカタ。
で
「これは好きだな~」と感じるものを
自分でおさえておくんです。
その感じを撮影で出せたら、
周りの美容師さんと違うものができる、と思っています。
雑誌の企画と、自分のやりたいスタイルとの兼ね合いって
僕自身もいつも頭を悩ませているところです。
もちろんストレートヘアの企画ならストレートだし、
それ以外でもしばりがある企画って、いろいろありますけど
浮き毛だったり、顔周りの似合わせで
自分らしさや、自分のもっているものを
なんとか出そうとしています。
樋口いづみさんから高木裕介さんへの質問
Question
(apish 樋口いづみさん)モデルさんの魅力を引き出すのって
すごく難しいと思うんですが、
どんなところに気をつけて
撮影していらっしゃいますか?
Answer
(U-REALM 高木裕介さん)うーん。
魅力を引き出す……。
えっと……。どうしてるかなー?
基本的には、「自分の好みの女の子」を作っていることと
あとはオーソドックスに作った後に、
自分なりのちょっとアンバランスさだったりを加えるってことでしょうか。
例えば、
増田さん(サンドリヨン編集部・ヘアライター)みたいな
編集さんやライターさんに
「ここの毛、どうなんだろう?」って言われない(ダメだしされない)
そういうギリギリのところを狙っていく。
で、その子の魅力ということになると
僕自身は、「目」を中心に考えていて
できるだけ自分の目線を
モデルさんの目と同じ高さに持っていって
その目線で前髪と顔まわりを考える、ということをしています。
例えば、カメラ位置がちょっと変わって、
上から撮ったり下から撮っただけでも、
すぐ雰囲気って変わっちゃうじゃないですか。
だから、上から目線で見ていると、
写真に映ったときに自分のイメージと全然変わっちゃうので、
必ず目線をそろえています。
気をつけていることといえば、
そういう感じです!
斉藤ゆみこさんから樋口いづみさんへの質問
Question
(BEAUTRIUM minami-aoyama 斉藤ゆみこさん)樋口さんのアレンジって、すごくステキです。
アレンジって、やわらかく作ったつもりでも、
撮影ではかたく映ってしまったりすると思うんですが、
エアリー感を出すために、どんなことに気をつけていますか?
どんなセット剤を使っているかも教えてもらえたりしますか?
Answer
(apish 樋口いづみさん)斉藤さん、ありがとうございます。
私は斉藤さんのアレンジが、すごく好きです!
えっと、アレンジのときですが、
髪をまとめるときに気をつけているのは
顔まわりの毛は、あまり重くないムースなどを
しっかりつけるようにしています。
最初は顔まわりはあまりなにもつけないようにしてたんですけれども、
顔まわりって、短い毛がたくさんあるじゃないですか。
これが映ると、意外と汚なく見えたりするので、
しめるところはしめて、おさえて映します。
後れ毛とか、ほわほわしているのが
顔まわりだとだらしなく見えちゃったりすると思うんですよね。
そういう部分はムースを使います。
逆に、毛先はほとんどスタイリング剤をつけずに、
最後フィニッシュするときにちょっとだけワックスをつけるくらいです。
こういう場所にムースとか使っちゃうと、
巻いた部分がかたまりっぽくなっちゃうので、
できるだけスタイリング剤は少なく。
ハードスプレーも基本的には使いません。
スプレーを使うときは、スプレーワックスにしています。