吉田ケンさんから吉沢ジュンさんへの質問
Question
(EGO 吉田ケンさん)LIPPSさんって、
アシスタントには厳しく派ですか?
それとも楽しく優しく派ですか?
どういうバランスで接しているんでしょうか。
今って、スパルタ教育というのが失われているじゃないですか。
そういうのって、どうなのかなーって
思うんですよね。
Answer
(LIPPS omotesando 吉沢ジュンさん)そうですねー。
厳しくとか、優しくとかは、
人によって、という感じでしょうか。
僕が特に気をつけているのは、叱るとき。
厳しく叱らなきゃいけない場面があったとして、
そういう時は、「叱ろう」と思って叱ります。
絶対に、感情が先にたたないようにして
叱るべきところで叱るように、自分自身をコントロールすること。
それはすごく気をつけていますね。
自分が感情的に怒ったとか、その勢いで叱ったりすることは
絶対しないようにしています。
あとは、相手を見ます。
この子はみんなの前で叱らないほうがいいタイプなのか、
逆に、自分でも意識して気をつけてもらうために、
あえてみんなの前で注意したほうがいいのか、ということを考えますね。
そして、人を叱るにしてもほめるにしても、
できるだけ、相手を自分自身だと思って接しています。
こういう場面だったら、自分なら叱られたほうがいいな、とか。
LIPPSのスタッフ、ということを考えると
かなり指導しなきゃいけないスタッフもいるし、
安心してみてられたりするスタッフもいます。
その中で、僕自身の役割は、
その子と、お店と、自分のことを
客観的に見れるようにすること。
それぞれを客観的に見ることが、僕の役割だと思っています。
僕、美容師って、
大きく分けて文型タイプと理数系タイプに分かれると思うんです。
自分は文系タイプ。
理系タイプというのは、
いろんなことをちゃんと覚えたり、
毎日決まったことをやるのが得意だったりすると思うんです。
そのかわり、創造力や発想力が弱かったりもする。
生み出す力が弱い。
だから、そういう人に対しては、
ストックや引き出しを増やしていってあげることを優先します。
僕みたいな文系タイプは、
決まったことは苦手。
言ってしまえば、すぐにいろんなことを忘れてしまうタイプです。
そういう人に対しては、
毎回同じことをくり返し言って、クセづけしていくしかないんですね。
こういう人たちは、発想力は長けているけれど
いわゆる「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」が弱い。
そういう個々のタイプを見極めながら、接していくことが、
大事だなーと、思っています。
高木裕介さんから吉田ケンさんへの質問
Question
(U-REALM 高木裕介さん)サロンって、小さいうちは、すごく仲が良かったり
和気あいあいとしていたりすると思うんですが、
人が増えると、徐々に人間関係って難しくなっていくと思うんですね。
うちから見ると、EGOさんって、すごく完璧なサロンって感じがするんです。
もし、EGOさんで、アシスタント同士がモメたりしたら、
吉田さんはオーナーとしてどんな対処をしてるんでしょうか?
そもそも、そういうモメごとって、なかったりするんでしょうか?
Answer
(EGO 吉田ケンさん)裕介君は、EGOを完璧なサロンといってくれましたが、
もちろんうちのサロンは完璧ではなくって、
モメごともあります。
僕は、アシスタント同士とか、スタッフ同士がモメたら、
結構、入り込みます。
個人間での問題ではあるんですが、
でも僕たちは友達同士ではなく、
仕事を通じて一緒にやっていこうと集まっている人間同士なので、
個人として正しいことではなく
EGOとして正しいことを選んでいかなきゃいけないと思うんです。
だから、モメたことに対して
「EGOとしてはこれは正しいと思う」という結論を出して、
「それが納得いかないなら、いつでもやめろ」、と
スタッフには伝えています。
そういうモメごとがあったときは、
必ず全員集めて話をします。
そういうときって、その不穏な空気みたいなものを
他のスタッフだって感じていますしね。
そこで、僕の考え、EGOとしての考え、
その本人たちの考えを全部話しあって、
EGOとしてどういう判断をするかを決めます。
そうすると、結局
「あなたの主張は負け」という人が必ず出てしまいますよね。
その子には、表面的には「納得いかないなら辞めてもいいよ」というんですが、
拾えるのであれば拾ってあげたいので、
後になって電話をしたり、一緒に食事にいったりという
フォローはしています。
今は1店舗なので、ある程度目が行き届くんですが、
昔、北千住店と銀座店と2店舗展開していたときは、
やっぱり物理的に目が届かなかったですね。
だから、今後、多店舗展開することがあったら、
そのときは、オーナーとしては店長を教育するしかないんでしょうね。
なるべく価値観が同じ店長を育てるということしかないと思います。
ただ、自分自身もオーナーとはいっても教育者ではないし、
オーナーであるよりも先に、
美容師として生きていきたいというのがもちろんあるので、
言葉だけで教育しようなんてことは思わず、
正しいことを正しい形で自分自身がやって
その背中を見せることで、ついてこさせようとするのが
一番大事だと思っています。
JUNさんから高木裕介さんへの質問
Question
(PHASE JUNさん)高木君って、アシスタントの時、どんな感じでしたか?
その自分のアシスタント時代と比べて、
今のアシスタントの優れていると思うところ、
その逆で、欠けていると思うところは
どんなところでしょうか?
Answer
(U-REALM 高木裕介さん)なるほどー。
JUNさん、質問ありがとうございます。
僕は、アシスタント時代は、人一倍練習しましたねー。
一日でも早くデビューしたくって、
シャンプーしかできないときでも、
「僕はいつデビューできるんですか?」って
3ヶ月に1回は上の人に聞いていましたね。
その当時って、美容ブームになりかけの時代だったんです。
で、この美容ブームっていつか終わると思っていたし、
僕がそのブームにのるためには、
急いでスタイリストにならなきゃいけないって思ってた。
結局、ギリギリすべりこみアウトだったんですけどね(笑)。
ハングリーでしたねー。かなり。
スタイリストになることに対して、とにかく貪欲でした。
結局、2年かからないくらいでスタイリストになりました。
デビューは22才のときですね。
最近のアシスタントのすごいと思うところは、
撮影がとにかく昔よりも多いので、
朝が早いし、モデル管理も大変だなーと思う。
物理的にやることが多いなーと思いますね。やっぱり。
でも、同時に
今の人たちって、練習しないなーとも思います。
週に2回、3回、朝はやめにきて練習して、夜練習して
それでもう、練習した気になっちゃってますもんね。
それじゃ、すごいスタイリストにはなれないですよ。
朝きて、夜きて練習するのはもう当たり前。
すごい人は、朝みんなが8時、9時にくるところを6時にくるとか、
家でも練習するとか、休みの日にも練習するとか、
そういう練習のしかたをしている。
僕は、スタイリストになる前は、
とりあえず、モデルを2ヶ月先とかまで毎日入れちゃってました。
どんな予定が入るかわからないから、とにかく、モデルを入れちゃって、
営業が終わったら、問答無用でモデルがサロンに来ちゃうような状態にしてました。
時々店長とかが「寿司連れてってやるぞ」なんてことがあっても
僕はモデルがきちゃってるから、いけなかったり。
友達と遊びにいくのも、ご飯を食べるのも、
そのモデルカットが終わってからでしたね。
日曜とかは40分刻みで4人、5人とモデルを入れていて、
カットだけじゃなくて、カラーもやったりして、
営業をイメージしながら
「ここでヘアチェックして、ここで次の人のシャンプーして、
ここでカラーしたら、3人目が来店する……」みたいな
シュミレーションをしつつ、モデルカットをやり続けました。
かといって、うちのスタッフに「何かをやれ」というようなことは言わないんです。
自発的にやらないと意味がないと思っていて。
僕はあまり、先輩に教えられた経験ってないんですね。
メイクもカットも全部自己流。
だから教え方もわからないし。
見て覚えろ、って感じ。
この仕事って、回数がものをいうと思うんです。
回数を重ねること、それから考えながら練習すること。
もう、これしかない。
例えば「こういう場合、この部分を長めに切ればいいよ」って
教えちゃったとしますよね。
そうすると、その子って、考えなくなっちゃうじゃないですか。
自分でカットして、自分で考えなくちゃ、
そこで止まってしまう。
その瞬間は、教えてあげたほうが早く進むかもしれないけれど、
美容師人生、その先もずっと、壁がたくさん出てくるわけですよ。
100万円の壁とか、200万円の壁とか、500万円の壁、とか。
そういうときに、脳みそを使わないと、その壁は越えられないんです。
ちゃんと考える人なら、応用がきく。
だから僕はスタッフの自発性を大事にしています。
一番いいのは、教えられる前に自分でとことん考えて、
どうしてもわからない部分を先輩に聞いてくるスタッフ。
そして先輩からいろんな方法を教わったら、
それをまた自分で考えてモノにする。それが一番いい。
もし、それができないんだとしたら、
せめて、教えてもらったことを鵜呑みにするんじゃなくて、
どうしてそうなるんだろう、って考えることができる人になる。
これが二番目にいいタイプですね。
ダメなのは、ひたすら教わっちゃう人。
脳みそを使わないと。
だから僕は、アシスタントが困っていたり
後輩が困っていたりしても
自分から助けの手をさしのべたりはしないですね。
挫折を味あわせます。
そうすることで、自分で考え、自分の脳みそを使う力って
生まれると思うので。
大野喜郎さんからJUNさんへの質問
Question
(ZACC prime 大野喜郎さん)JUNさんがアシスタントに求めることって
ずばり何ですか?
Answer
(PHASE JUNさん)大野さん。
いつも本質的な質問をどうもありがとうございます(笑)。
僕がアシスタントに求めることは
「アシストすること」です!
というのは冗談で(笑)、
アシスタントとして、というよりも、
常にプロとして、
今、自分のできる範囲の仕事の中での最高をお客様に提供しようという
気持ちをもって取り組んでいるか? というところです。
アシスタントって、
スタイリストやその他の先輩に気を使うことが
仕事だと思っている子が結構多いんですよね。
もちろんそれも、大事だけど、
一番大事なのは、当然お客様だと思うんですよね。
だから僕は、ひとりのお客様に対して
スタイリスト+アシスタントみたいな
1対2の仕事をするよりも、
仮にもうひとりお待ちになっているお客様がいらっしゃるなら、
プロとして、待ち時間さえも楽しいひとときと
感じさせるような接客をしてほしい。
それから、
スタッフ=商品と考えたとしたら、
そのお客様にとって、いまはまだ未完成だけど
いつか買ってみたいと思われる商品であってほしいと思います。
たとえ今、掃除しかできない、
シャンプーしか受かってないとしても、
サロンではどれもとても重要な仕事。
いかにそこに対してプロとしてのプライドと熱い気持ちをもって取り組んでいるか?
カラーでいうなら、「オレが最高にキレイな色を出してやる」
パーマなら「私が最高に可愛いウェーブをかける」とか。
そういう気持ちを持って、
プロとして、お客様にむかってほしいと思って指導しています。
スタイリストの影にかくれて
スタイリストの希望にそうようなそういう仕事だけをさせていくと
いざデビューしたときに、
お客様に対してちゃんと接することができないと思うんですよね。
それは僕がのぞむアシスタントではない。
お客様がサロンに行こうと思うとき、
最初は僕の顔を思い浮かべてサロンに行こうと思った人であっても、
いずれ、アシスタントの顔も思い浮かべて
「そろそろサロンに行こう」って思ってもらえると嬉しい。
「僕はアシスタントだから……」、というのは通用しなくて
お客様にとっては、アシスタントもスタイリストも違いはなく、
全員ひとりのプロとして見ていると思うんです。
だから、自分ができる仕事をちゃんとやる。
そういう気持ちを大事にしてほしい
僕がアシスタントにのぞむのは
そういうことです。
「できる範囲のことに関して、プロであれ」
そういうことをのぞんでいます。
薫森正義さんから大野喜郎さんへの質問
Question
(Double 薫森正義さん)大野さんって、すごく忙しいと思うので、
メインアシスタントさんも忙しいと思うんですよね。
自分のアシスタントをスーパーアシスタントにするために、
大野さんって、どんな指導をされていますか?
Answer
(ZACC prime 大野喜郎さん)うーん。
「スーパーアシ」ってどういうことか、というのが
問題だと思うんですよね。
僕はアシスタントに対しては
求めすぎないってことを大事にしています。
自分の考えや、こうしてほしい、ということを言い過ぎると、
アシスタントって、絶対壊れるんですよ。
だから、何をするときにでも、
「どう思う?」ということを問いかけるようにしています。
だから、「スーパーアシスタント」というよりは、
アシスタントのうちに、「スタイリストになったらどうしたいか」
ということを考えられる子に育てたい。
アシスタントだから、失敗って絶対あると思うんですよ。
アシスタントの失敗はあるから、それはいい。
でもスタイリストになったら失敗は許されなくって、
だから、アシスタント時代に
「売れるスタイリスト」になるためのことを考えていかなくてはいけないと思うんです。
例えば僕が「経営者の気持ちになって考えろ」といわれても、
難しい部分ってあると思うんですよね。
だから、アシスタントに「スタイリストの気持ちになって考えろ」といっても
難しかったりもする。
でも、そう言い続けることで
徐々に、いろんなことに気づけるようになると思うんです。
僕が、アシスタントに求めたり
こういうアシスタントになってほしい、と思うのは
そういう部分、
だから、「スタイリストになったときのことを考えて行動してほしい」
ということですね。
ムッシュ豊田さんから薫森正義さんへの質問
Question
(afloat-f ムッシュ豊田さん)最近思うんですけれど、アシスタントの子って
「教えてもらって当たり前」って思っている子がほとんどですよね。
でも、できれば自発的にいろんなことを学びたいと思ってほしくて、
そういうのって、どうすればいいのかな、と考えています。
薫森さんって、アシスタントさんに自発的に学ぶ気持ちをもってもらうために
どんなことに気をつけていますか?
Answer
(Double 薫森正義さん)あー。これ、難しい質問ですねー。
アシスタントに責任感を持たせたり、
モチベーションをあげるのって、
僕にとっても課題だったりします。
ドゥーブルの場合、朝、アシスタントが練習しているんですよね。
だから僕も、ちょっとだけ早めにサロンにいって
ぶらぶらするようにしています。
そういう時に、いろいろ聞いてくる子がいたら
答えてあげるようにしています。
でも結局、アシスタントが自発的になにかをするというのは、
仕事をまかせていくということだと思うんですよね。
撮影のメイクをほんのちょっとやらせてみる、とか、
本当は自分でやったほうが確実だし
時間も速くすむんですけれども、
なにかをまかせることで、
自分も参加しているという自覚が出ますよね。
必要とされていると思うと頑張れたりする。
そうすると、どんどん自分でやりたくなったり、
いろんなことを聞きたくなったりすると思うんですよ。
で、なにかを聞いてきたら、
その時、初めて、期待以上のことを答えてあげる、与えてあげる。
やっぱりねー、
「やれ」とは言えないですよ。
やらされてる感が出ると、ね、
ダメなんだと思うんですよね。
そのへん、昔とは違いますよね。
なんか、そこがすごく難しい。
この質問、僕も聞きたいくらいですもん(笑)。
そうそう。
僕、最近作品撮りをよくするんですけれども、
そういう時は、アシスタントを誘っています。
普段のサロンワークや撮影ではやらないような
アーティスティックなものを作ったりして、
そういうものに対して
アシスタントにも興味をもたせています。
いいスタイルを作って、
後輩に憧れを持ってもらうこと。
そうすれば結局、後輩はついてくる。
ドゥーブルって、基本的にそういう考え方ですね。
だから、自分自身がいいスタイルを作ることって
とても大事だと思っています。
河野悌己さんからムッシュ豊田さんへの質問
Question
(GARDEN 河野悌己さん)アフロートさんって、
アシスタントさんの成長速度が
すごく速いような気がするんですが、
それって、練習の仕方なんでしょうか?
それとも、なにかモチベーションをあげるような
指導をしているのでしょうか?
Answer
(afloat-f ムッシュ豊田さん)アシスタントに関して、ですよね。
うちの場合、まず、練習の多さがあげられると思うんです。
それで、アシスタントのチェックというのがあるんですが、
カラー、パーマ、ブローの順番で、
それぞれチェックに受かると、
昇給していくんですよね。
1万円ずつ。だから、最高3万円の差がでます。
そういうシステムというのが、ひとつありますね。
それで、練習なんですが、
練習は、昔は土日にやっていたんですよ。
でも、土日で長い時間レッスンにとられるというのが
あまりよくないんじゃないかということになって、
今は、土日はフリーにしてあげて、
レッスン日を平日にしています。
これが、いいみたいですね。
もちろん、土日でも
練習したいアシスタントは練習するんですが、
遊びにいきたければ、遊びにいってもいい。
こういうメリハリもいいのかな、って思います。
溝口さとみさんから河野悌己さんへの質問
Question
(LIPPS harajuku 溝口さとみさん)アシスタントの人数が多いと、
長い時間関われるアシスタントと、
短い時間しか関われないアシスタントがいると思うんですが、
特に、短い時間しか接することのできないアシスタントに対して
気をつけていること、注意していることなどありましたら教えてください。
Answer
(GARDEN 河野悌己さん)長い時間携われるスタッフというのは、
僕の専属の子なんですが、
スタイリングをしてくれたり
パーマを巻いたりしてくれるのは
そういう専属の子なんですね。
でも例えば、専属じゃないアシスタント、
トリートメントに入ってくれる子とか
パーマの薬をつけたりしてくれる子は
お客様と接する時間も短いし、
お客様との距離感もあったりするので、
紹介の仕方を気にするようにしています。
例えば、お客さんと一緒に3人で話してから引き継いだり。
僕のメインアシスタントには、
引継ぎのうまい声かけの仕方を徹底させています。
もちろんカルテにお客様の特徴を記入することもするんですが、
それと同時に、
お客様の特徴が一瞬でわかるような声かけをするんです。
例えば、
「最近あんまり寝ていなくてお疲れ気味のMさんです」みたいな。
そうしたら、そこから会話を続けていけばいいから、
アシスタントも入りやすいですよね。
そういう話題がちょっとでもあると、
いろんなことを聞き出さなくても、
第一関門を越えたところからコミュニケーションがとれるので。
距離感を抱かせないアットホームなサロンというのが
うちのウリだったりするので、
そこは大事にしていますね。
そういう引継ぎの
そのスーパープロフェッショナルなのが
アクアのちはるさんなんですよね。
僕はそれを見てずっと
すごく上手いなーと思っていて。
とにかく、アシスタントをお客様に紹介するのがうまいんですよね。
ちはるさんのその紹介の仕方を、
どこかしらで導入したいと思っています。
サロン全体としては、人数が増えちゃったので、
一人ひとり全員に、なかなか声をかけられなかったりするんですが、
できるだけ接触を持つようにしています。
営業中だけではなく、営業後も。
うちのサロンは、いつもどっかしらで呑んでたりするので、
誕生日会とか交流の場とか。
そういう場所でコミュニケーションをとるようにしています。
浦さやかさんから溝口さとみさんへの質問
Question
(FLOWERS 浦さやかさん)溝口さん、よろしくお願いします。
アシスタントのモチベーションをあげるために
どんなことを気にしていますか?
話し方などで工夫していることはありますか?
Answer
(LIPPS harajuku 溝口さとみさん)基本的に、大人数でやるミーティングの場所では、
モチベーションがあがって、
みんなで一致団結できるような話をするようにしています。
それは、LIPPSのリーダーたちは、必ず心がけています。
日々の小さいことというのはどうしても愚痴っぽくなるので、
大きな枠で話したいときは、
必ずモチベーションをあげるような話にしようという感じですね。
あと、モチベーションをあげるときに関しての話し方、ですね。
全員に伝えようとするときや、物事を進めようとするときは、
自分の感情を大きく出さないようにしています。
特に喜怒哀楽の中の怒と哀は出さないようにしています。
なるべく冷静に、なおかつ、誰にでもわかるような言葉で
理論的に、結果と過程をなるべくわかりやすく伝えようとしています。
アシスタントって、
みんなをまとめられる人と
まとめられない人っているんですけれど、
みんなをまとめられない人に対しては、
「言葉をたくさん知るように」と、よく言っています。
自分の提案を受け入れてもらうためには
感情をむき出しにせず、冷静に自分の考えを伝える。
そういうことを、教えていくようにしています。
人数が多くなると、意見交換をしたときに、
いつも意見が通る人と、
いつも意見が通らない人がいるんですよね。
でも、通らない人の中にもいい意見はあるわけで、
それは、伝え方の問題だったりもするんですよ。
伝え方というのは、その子が先輩になって、
後輩になにかを伝えるときにもすごく重要だと思うので、
伝え方を指導していくのは、大事なことだと思っています。
浦さんありがとうございました!
丸山美和子さんから浦さやかさんへの質問
Question
(apish Rita 丸山美和子さん)男性アシスタントと女性アシスタント
浦さんは、接し方を変えていますか?
ちなみに私は、変えているんですが……。
Answer
(FLOWERS 浦さやかさん)えーとですね。
大きな部分では、
男性アシスタントでも女性アシスタントでも
接し方は変えていません。
でも、これは女性にしかわからないと思うんですが、
女性のスタッフは、やはり体調部分などで
いろいろケアしてあげなきゃいけないところがあると思いますので、
そこは気をつけて接するようにしています。
あと、逆に精神的な部分では、
女の子のほうが感情が表に出やすくて、
男の子のほうが感情が出にくいところがあって、
だから、男の子って
急に「辞めます」って言ったりするケースがあるんですよね。
普段思っていることを口に出さない子も多いので。
だから、男性スタッフの場合は、
特にそういう部分を気にかけるようにしています。
あ。そうそう。あと、
ファッションチェックは女の子に対してのほうが
厳しいですね。
やっぱり、こういう職業なので。
ちょっと太ったんじゃない? とか、
そういうことも、女の子に対しては
やや厳しく言います。
男の子に対しては、その部分は男性の先輩から言ったほうが
説得力があると思うし、
女の子に対しては、私が言ったほうが
説得力があると思うので
私が言うようにしています。