高木裕介さんから吉田ケンさんへの質問
Question
(U-REALM 高木裕介さん)サロンって、小さいうちは、すごく仲が良かったり
和気あいあいとしていたりすると思うんですが、
人が増えると、徐々に人間関係って難しくなっていくと思うんですね。
うちから見ると、EGOさんって、すごく完璧なサロンって感じがするんです。
もし、EGOさんで、アシスタント同士がモメたりしたら、
吉田さんはオーナーとしてどんな対処をしてるんでしょうか?
そもそも、そういうモメごとって、なかったりするんでしょうか?
Answer
(EGO 吉田ケンさん)裕介君は、EGOを完璧なサロンといってくれましたが、
もちろんうちのサロンは完璧ではなくって、
モメごともあります。
僕は、アシスタント同士とか、スタッフ同士がモメたら、
結構、入り込みます。
個人間での問題ではあるんですが、
でも僕たちは友達同士ではなく、
仕事を通じて一緒にやっていこうと集まっている人間同士なので、
個人として正しいことではなく
EGOとして正しいことを選んでいかなきゃいけないと思うんです。
だから、モメたことに対して
「EGOとしてはこれは正しいと思う」という結論を出して、
「それが納得いかないなら、いつでもやめろ」、と
スタッフには伝えています。
そういうモメごとがあったときは、
必ず全員集めて話をします。
そういうときって、その不穏な空気みたいなものを
他のスタッフだって感じていますしね。
そこで、僕の考え、EGOとしての考え、
その本人たちの考えを全部話しあって、
EGOとしてどういう判断をするかを決めます。
そうすると、結局
「あなたの主張は負け」という人が必ず出てしまいますよね。
その子には、表面的には「納得いかないなら辞めてもいいよ」というんですが、
拾えるのであれば拾ってあげたいので、
後になって電話をしたり、一緒に食事にいったりという
フォローはしています。
今は1店舗なので、ある程度目が行き届くんですが、
昔、北千住店と銀座店と2店舗展開していたときは、
やっぱり物理的に目が届かなかったですね。
だから、今後、多店舗展開することがあったら、
そのときは、オーナーとしては店長を教育するしかないんでしょうね。
なるべく価値観が同じ店長を育てるということしかないと思います。
ただ、自分自身もオーナーとはいっても教育者ではないし、
オーナーであるよりも先に、
美容師として生きていきたいというのがもちろんあるので、
言葉だけで教育しようなんてことは思わず、
正しいことを正しい形で自分自身がやって
その背中を見せることで、ついてこさせようとするのが
一番大事だと思っています。