JUNさんから吉田ケンさんへの質問
Question
(PHASE JUNさん)吉田さんがカットをされていて
楽しいと思う瞬間はどんな時ですか?
Answer
(EGO 吉田ケンさん)カットということだけでいうと
キレイにスライスをとって
コーミングをして、
1センチとか1ミリとかにこだわって切って
それがぴたっと合った時という瞬間です。
でも、
もう少し、デザインとか、
お客様ベースのことで考えると
レングスとか、デザインを変えることで
その人自身の目の輝きが変わってきて
その人自身が思っているよりも可愛くなったと
感じてもらったという時に、
一番楽しさを感じます。
最近、巻き髪とか多いですよね。
昔で言うカット&ブローではなく
カット&セットの時代になっちゃっていて。
でもそれは表現する上では
カット&セットでもいいと思うんですけど
でもお客様の毎日のことを考えると
やっぱりカット&ブローなんですよね、
そう考えると、
いかに再現性を高くするかということが大事だと思いますし
僕自身もそこにこだわっています。
そして、再現性とともに、
スピードということも、
大事にしています。
ちはるさんからJUNさんへの質問
Question
(ACQUA harajuku ちはるさん)ボブを切るときに、
何に一番気をつけていますか?
Answer
(PHASE JUNさん)いつもボブがお似合いのちはるさん
ご指名ありがとうございます!
僕がボブを切るときに一番気をつけているのは、
フォルムのバランスと
そのお客様らしさを出すということです。
まず
フォルムのバランスは
ベースカットの時点で、
アウトライン、レイヤー、グラデーションを
バランスよく組み合わせて
なるべく毛量・質感調節に頼らず
作っていくことを大事にしています。
毛量・質感調節も、
軽さを出す部分、重さを残す部分と、
しっかりとメリハリをつけて調節をしていきます。
もうひとつ。
フォルムのバランスで気をつけていることは
カウンセリング時に
骨格や首の長さ、
その季節のファッションの襟元のボリューム感等も
必ずチェックをしています。
お客様らしさを出すというところについては、
フェイスラインやアウトラインの角度などに
デザイン性をプラス(アシンメトリーとかディスコネクションとか)して
そのお客様だけのボブに
仕上げるように気をつけています。
木附紀子さんからちはるさんへの質問
Question
(ZACC deux 木附紀子さん)長さを変えずに雰囲気を変えたい人の場合、
どんなカットをしますか。
Answer
(ACQUA harajuku ちはるさん)長さを変えずに、ということだと
どのスタイリストさんも一緒だと思うんですけど、
顔まわりを切るか、
前髪を切るか、
レイヤーを入れ直すしか
方法がないと思うんですよね~。
一番大きくイメージが変わるのは、
前髪を切る、ですよね。
だから、イメージを大きく変えたい人には
前髪を切ることをオススメします。
ただ、前髪を変えると
「無理をしているなー」という感じになっちゃう方も
いらっしゃると思うので、
そういう人には
顔まわりにシャギーを入れたりして、
マッシュベースとかなどに
することをオススメします。
質感を変えるというのもありえなくはないのですが、
やっぱりその場合はパーマになっちゃいますよね。
エレガントな人が、
質感を変えて
ワックスをもみこむような質感にすることって
基本的にはあまりないので、
カットだとやっぱり、
前髪、顔まわり、レイヤーの
3つになると思います。
高橋俊友さんから木附紀子さんへの質問
Question
(GARDEN 高橋俊友さん)クセ毛のお客様のカットで
気をつけていることは何ですか?
Answer
(ZACC deux 木附紀子さん)クセ毛の人の場合、
セニングを入れるときに、
表面にセニングを入れないように、
中を中心に入れるようにしています。
セニングを表面に入れすぎると、
短い毛が動きを強調して、
うねりが出やすかったり、
広がりが出やすかったりするので。
あと、
そのクセの種類にもよるんですが、
上のレイヤーを入れすぎると、
おさまりが悪くなることが多いので、
上のレイヤーは、なるべく長めにしておくようにします。
カットだけではなく、
クセ毛の人っていうのは、
乾燥しやすい人が多いので
なるべく一緒に
トリートメントをオススメするようにしますね。
あとは、
家でのケア方法とか、
乾かすときの方法を必ずアドバイスします。
乾かす前には洗い流さないトリートメントを
つけたほうがいいですよ、とか、
乾かすときは根元から乾かすように、とか。
下からドライヤーをあてないように、
下からあてると広がりやすいので。
「ドライヤーは手がぷるぷるするくらい、上からあててください」と
お伝えしたりします。
高橋真以子さんから高橋俊友さんへの質問
Question
(RITZ SHIMOKITAZAWA 高橋真以子さん)高橋さん!
セニングとストロークカットは
どうやって使い分けていますか?
それから、
レザー使いの極意があれば
是非教えてください!
Answer
(GARDEN 高橋俊友さん)こんにちは。
まず、セニングとストロークカットの使い分けですが、
セニングは主に、
ハチ下、ぼんのくぼの厚みをとる毛量調節の時に使います。
特に、ベースの厚みをとる時ですね。
毛量をとる時、毛量をとりつつ毛流れを作る時、が
セニングを使うシーンです。
ストロークカットに関しては、
ドライカットの時の、
表面、顔まわりの微妙な調整に使います。
ドライした時にじゃっかん出る「たまり」だったり
生えグセで出る「たまり」だったりに
小回りのきくカットとしてストロークカットを使います。
表面や、表側に出てくる毛が
キレイに見えるようにしています。
風が吹いたらさらっと動くような質感っていうんですかね、
それをストロークカットで作っています。
レザーは、
ウェットでしか使いません。
それも、しっかりウェットにしてあげてから使います。
僕は、レザーはノンテンションで使います。
レザー自体にテンションをかけないのはもちろん
パネルを引き出す時も、たるむくらい。
絶対にテンションをかけません。
レザーを使うのって、
イメージは、
カンナみたいな感覚です。
髪の上にレザーをのせて、すーっと動かすと
木の皮が薄くむけるような感覚です。
レザーは主に毛束感を作るのに使うんですけど、
根元からのストロークが長いほど
テンションをかけていると、
ぶつぶつっととれちゃうから。
一本毛束が独立してできるんですよね。
たるませたほうが、やわらかい質感になると思うので。
あと、
たるませると、毛流れの方向性を決めることができるんです。
えり足の毛を前に持ってくるじゃないですか。
えり足を前に持ってきた状態で削ってあげると
乾かしただけで、そういう毛流れになる。
だから、テンションをかけずに使う、というのが
僕のこだわりです。
三笠竜哉さんから高橋真以子さんへの質問
Question
(MINX harajuku 三笠竜哉さん)RITZさんのカットデザインは、
とても洗練されていると思うのですが、
そのセンスや感性を磨くために
普段努力されていたり、
気をつけていることって何ですか?
Answer
(RITZ SHIMOKITAZAWA 高橋真以子さん)三笠さん、質問ありがとうございます。
カットデザインのセンスを磨く方法ですか……。
私個人としては、
色々な雑誌に目を通すことを一番大事にしています。
洋書や古本、あとフランス映画などを見て、
そこからデザインに役立つような情報を集めています。
私の場合、好きなものが
男性ウケする「モテ系」とかとは
ちょっと違って、
スパイスのきいたものですねー。
例えばナチュラルでも、
少しスパイスのきいたデザインになります。
サロンでの取り組みとしては、
それぞれ自分の好きなデザインを
雑誌などから切り抜いて、
ためていくという作業を全員がやっています。
そして
ミーティングや朝礼といった場で、
自分の好きなスタイルを
サロンのみんなにも発表して、
意見交換をしたりしています。
技術的な面では、
まず、マニュアル的なカットの練習をします。
次に、雑誌などから
自分のやってみたいデザインを選び、
ウィッグでそのデザインをコピーするという練習を
何十体も、無限に繰り返していきます。
うまくできなかったスタイルは、
似たようなスタイルのカットを繰り返し練習していきます。
そういう練習をしてから、
実際にカットモデルさんをカットする、という段階になります。
また、RITZは現在5店舗あるのですが、
カットの練習に関しては、
自分が普段働いている店舗だけでなく、
他の店舗もまわるようになっています。
そうすることで
より多くのタイプのスタイリストから、
自分のデザインに対して
感想や意見がもらえるようにしています。
石橋泰博さんから三笠竜哉さんへの質問
Question
(@+ 石橋泰博さん)カットって、
論理的にカットしていく部分と
感覚的に進めていく部分と
2つあると思うんですが、
三笠さんは、どのように分けていますか?
Answer
(MINX harajuku 三笠竜哉さん)論理的に切る部分は、
扱いやすさに関わる部分ですね。
ウェットの状態でベースを切る部分は
論理的に切る部分だと思ってカットしています。
ウェットの状態で切ったものが、
ドライになったら、どういう状態になるかということを
ヘアチェックの段階で見極めて、
論理的にカットしていくという感じですね。
で、
前髪の深さだったり、幅だったり
そういうところは感覚になってきますね。
ドライの状態で、質感を作ったりという部分は
感覚的な部分になりますね。
順番にいうと、
似合わせるという部分はセンスを頼って、
ウェットでベースをカットするときは、論理的で
最後にドライカットするときは、100%感覚的。
生えグセをみたり、もうちょっと軽くしたほうがいいとか、
ドライのカットは完璧に感覚になるような気がします。
河野悌己さんから石橋泰博さんへの質問
Question
(GARDEN 河野悌己さん)10代みたいな若いお客様の場合と
年配のお客様の場合と、
石橋さんは、カット方法や
その他のデザインを
変えたりしていますか?
Answer
(@+ 石橋泰博さん)河野さん、ご指名ありがとうございます。
若いお客様と、年配のお客様。
確かに、カットの方法は変えているように思います。
若いお客様の場合は、
そのお客様の読んでいる雑誌、
その人のファッションの傾向や
好きな系統を感じて、
「そのジャンルの人たちが求めるポイント」をベースに
その人の要望を入れてデザインします。
年配のお客様の場合は
その人なりの強いこだわりがある方が
すごく多いですよね。
なので、そのお客様の
「絶対に外してはいけないこだわり」を入れながら、
扱いやすくて、再現性のあるスタイルを重要視しつつ
お客様の希望するデザインを取り入れて
スタイルを考えます。
金子史さんから河野悌己さんへの質問
Question
(Xel-Ha by afloat 金子史さん)河野さんに質問です。
春、どんなデザインが流行ると思いますか?
Answer
(GARDEN 河野悌己さん)金子さんありがとうございます。
春、流行しそうなデザインですが、
今まで重めが多かったので
軽さのあるデザインが
気になります。
あと、
ロングがずーっときてまして
今ボブがかなり増えてきていますよねー。
<結構みんなばっさり>
ということは
春は、
ロングに飽きて、
ボブからも少しのばしたい『ミディアム』が
ブレイクの予感。
スウィートで品のあるストレート系と
少しリッジのきいたウエーブデザインに
注目しています。
多田亜樹博さんから金子史さんへの質問
Question
(@+ 多田亜樹博さん)史ちゃんの最近のお気に入りの
カットはどんな感じ?
Answer
(Xel-Ha by afloat 金子史さん)最近のお気に入り、ですか。
最近は、重めのマッシュが気になっています。
重め、というのは
全体的な髪の重さとか、
バングの重さとか。
最近のマイブームは、
内側をやや軽めに切って、
内側は軽くして
外側は、あまりレイヤーを入れすぎずに
重めに残す。
たとえばブラントカットとか。
そんなデザインが気になっています。
春からは、
無造作な感じの……うーん……
ボサボサっていったらいいすぎだけど、
しっかりレイヤーが入っているって感じよりも
無造作な感じが気になります。
セミロングまでいかない、
鎖骨ちょい下くらいの長さで。
ナチュラルなボサボサ感のあるスタイル、
って感じでしょうか?